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今さら聞けない、webデザイナーの業務内容

webデザイナーという職業名にはデザイナーという名がついている通り、デザインをするのが本業です。これは与えられたテーマをいかにビジュアル化するかという仕事です。そのためには、レイアウトのセンスやアイデア、ユーザビリティといって見る人の利便性確保が必要になります。
デザインをするためには素材が必要ですが、その素材にはコピーの文字であり、写真、イラスト、図面や地図などがあります。つまりwebデザイナーの業務内容は、いかにして与えられた素材を使って与えられたテーマに合うようなビジュアルを作り上げるかになります。
ここで与えられたテーマというのは、クライアントからの要望のことです。

つまり、例えばレストランのECサイトをつくるには、そのレストランの特長を魅力的に見せることに重きが置かれます。そのサイトを見た人に、そのレストランに行きたくなるような気を起こさせるのがテーマです。そのテーマを具現化するためにコピーや写真、イラストや地図その他の素材が必要になります。
では、これらの素材は黙っていてもwebデザイナーの手許に支給されるかと言いますと、そうではありません。これらの素材を考え出すのはwebデザイナーの業務なのです。クライアントとの打ち合わせや社内での制作スタッフとの打ち合わせで、サイト全体の構成が練られますが、その中心となるのがwebデザイナーなのです。

もし与えられた素材を与えられた指示通りにパソコンで作りあげるだけであれば、それはデザイナーではなくオペレーターです。webデザイナーの業務の内容は素材をいかに有効に使い、魅力的なサイトを作りあげるかなのです。そのためにはクライアントであるレストランのオーナーシェフの話や希望を直接聞くこともありますし、そのお店を見て確かめることもあるでしょう。
webデザイナーの業務内容はデスクでパソコンを相手にするだけとは限らず、イメージを作り上げていくには仕事も多岐にわたります。

このようなことからwebデザイナーの業務、その業務の内容を見ますと、webデザイナーはクライアントのことを理解するために必要なことのすべてをしなければなりません。もちろんクライアントとwebデザイナーの間には営業マンなどが入りますが、それだけではないこともあるのです。そしてwebデザイナーの業務内容はデザイン、レイアウト、写真やイラストその他の画像処理、さらにはコーディングと検証作業があることは申すまでもありません。
ここまでをまとめますと、webデザイナーの業務範囲はクライアントとの打ち合わせ、サイト構成の企画立案、実際のデザイン、レイアウト作業、各種画像データのパソコンへの取り込みと画像処理、ウェブサイトにするためのコーディング、できあがったサイトの検証などということになります。とても大変な仕事に見えるかも知れませんが、だからこそ面白いのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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