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webデザイナーの休み、休日事情をチラ見

日本には労働基準法があって、これによると1ヵ月の間に働く時間は週に40時間と定められています。しかしこれは大義名分であり、実際にはこの通りというのではないことは誰もが知っているところです。また、残業についても一応の規則はありますがこれも実際にはなかなか実情に即してはいません。
労働者も経営者も、仕事をする時間は決まっていないことになります。暇な時には仕事をしませんが、忙しい時には徹夜もするというのが、どこの職場にも共通している実態なのです。

このような労働時間とは別に、慣習と言うか不文律と言うか、通常の場合、土日祭日は仕事をしない休息日というしきたりのようなものがあります。これもおかしな話で、普通の人が休んでいる土日祭日に仕事をする職業もありますし、それこそ1年365日に休息日はあるにしても緊急事態になると休日を返上する職務もあります。社会は人の歯車で成り立っていますから、その歯車により休みの日が変わってくるのです。

ではwebデザイナーの休みはどうなのでしょうか。webデザイナーもウェブ制作会社に勤務をしていれば会社員であり、会社は基本的には土日祭日は仕事をしませんから、webデザイナーも休みになります。ここまではノーマルな生活と言えます。しかしウェブという業種の特異性があります。つまりウェブサイトは休みとは関係がないのです。ですからどうしても予定の期日にはインターネットにアップしたいというサイトを制作するとなると、今日は日曜日だからなどと言ってはいられません。
とにかくそのサイトをインターネットにアップするまでは、休みはなくなります。

ただし、土日祝祭の休みを返上して作業をした結果、無事にサイトがアップされれば、その次の日にwebデザイナーは休みをとることができます。これはサービス業の宿命とも言え、サービス業には基本的に普通の企業の会社員のような土日祝祭日は休みということは無いと考えましょう。
webデザイナーの休みは、与えられた仕事の進み具合次第になるのが基本なのです。しかし暇な時を過ごすよりも忙しく仕事をしているほうが楽しいというwebデザイナーもいるようですから、人はさまざまです。それは悪いことではありませんが、webデザイナーも人の子ですから、忙しい日が連続すると体調にも影響しますし、アイデアも出なくなり疲れ切ってしまい非能率的になりますから、やはり常識の範囲で土日祝祭日には休むというwebデザイナーとウェブ制作会社が多いようです。
また、webデザイナーの人数が多い会社ではシフト制やローテーション制を敷いて、週40時間という範囲を守るようにしているでしょう。そうなれば曜日はともかくとしてwebデザイナーの休みは週に2日間になります。
待遇が悪ければ良い人材も集まってはくれませんので、最近ではwebデザイナーのお休み事情もずいぶん良くなりました。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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