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webデザイナーの一般的な残業時間は?

忙しい割には見返りの報酬が少ないのが、デフレ時代の現在の状況です。働けど働けど生活が楽にならないと言う詩を読んだ有名な詩人がいますが、これは今の社会にも言えそうです。街を歩く人々を見ますと優雅な人もあり忙しく走りまわる人もいます。これは多様化した社会の一面で、暇な人も居れば忙しい人もいます。

では、webデザイナーはこのうちのどちらになるかですが、これは言うまでもなく忙しい人になります。つまりwebデザイナーの残業時間は多いと思いましょう。少なくとも定時から定時での日はまずほとんど無いでしょう。それよりもwebデザイナーの場合は残業時間が長いのは当たり前のことと思われている節があります。残業時間が長いwebデザイナーほど仕事ができると思う経営者もいるのです。さすがにウェブ制作会社の経営者であればそのような誤解は無いと思いますが、今度は逆にwebデザイナーの残業時間が長いのは、その人に能力がないからだとも思われかねません。実はそうではなくwebデザイナーの残業時間が長いのは処理スピードが遅いパソコンやソフトウェアのためだと理解してくれる経営者やクライアントは少ないでしょう。

特に、お金を払っているのだからその分の仕事はきちんとしてくれないと困るというような考え方をされるのは、webデザイナーにとっては心外でしょう。しかし言い訳は通用しませんから、残業時間が長くてもそれを仕方がないと思っているwebデザイナーが多いのではないでしょうか。また腕に自信が無い人は残業時間が長いのは自分のせいだと思うでしょう。どのように思うかは個人次第ですが、客観的に見ればwebデザイナーの仕事に残業がつきものなのは事実です。

ちなみに、webデザイナーの残業時間が長いのは日本だけのことではないようで、その証拠には海外でも日曜出勤には特別手当が出ているそうですから、残業時間はwebデザイナーという職業に共通いていることと言えるでしょう。これは良く言えばクリエーターの宿命とも言えそうで、クリエーターに勤務時間は無いのです。
つまりクリエーターであるwebデザイナーは時間での仕事ではなく、作品を仕上げる仕事なのです。作品であるウェブサイトを完成させるまではよほどの緊急事態が起きない限りその作業を継続しなければなりません。そうすると残業時間が長くなり、時には徹夜が続くと言う状態にもなるでしょう。新しいものを作り上げるのは出来上がった時の満足感が大きいのでそのために要した時間のことはあまり気にしなくなるものです。ただしwebデザイナーは身体を壊すような長い残業時間は避けるように注意しましょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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