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webデザイナーのレベルはどうやって決まるか

スポーツの世界を例に見てみますと、アスリートにはレベルがあります。オリンピック選考レースでの標準記録がその良い例で、このレベルに達しないと、たとえそれが日本新記録でもオリンピック選手にはなれません。

これはウェブの世界とスポーツの世界に共通した点があるので、スポーツを例にしましたが、言いたいことはウェブの世界はすべてが実力次第だと言うことなのです。確かに卒なくパソコンとソフトウェアを扱うwebデザイナーはたくさんいます。しかし、果たしてそのような人のすべてが一流かと言いますとそうではないようです。webデザイナーには初級、中級、上級、トップクラスというレベルが厳然と存在するのです。
このなかで年収が1000万円を超えるwebデザイナーはトップクラスと言えるでしょう。年収が300~400万は当たり前の中級レベルであり、それ以下は初級レベルと考えられます。

このような厳しい実力を求められるのがwebデザイナーの宿命ですが、これは考え方ひとつと努力とひらめきでたちまち初級レベルから中級レベルにもなれるでしょうし、中級レベルから上級レベルの仲間入りも可能なのです。また、多少は運もあることは否めません。ラッキーなwebデザイナーもいて、たまたま与えられた仕事がその人に向いていて、そのウェブサイトが抜群の出来栄えになったということもあります。

しかしこれは例外であり、通常はセンスとスキルの程度でwebデザイナーのレベルは決まるようです。センスがあり、研究熱心で失敗も恐れないwebデザイナーはデザイン上で冒険をします。
例えばここはこういうレイアウトにしてみたらどうだろうか、ここに新しくアイコンを追加すればさらにユーザビリティが向上するのではないかなどという、好奇心、研究心、そして実践力があれば、そのwebデザイナーはレベルが上がるかも知れません。いずれにしても中級レベルで甘んじるかさらなる上の上級レベルにチャレンジするかはwebデザイナー個々の問題ですが、少なくとも初級レベルのwebデザイナーは最低限中級レベルの実力がないと食べていけなくなるでしょう。中級レベルのwebデザイナーであれば将来のことを考えれば収入のアップを図らなくてはなりませんから、より一層の経験を積み、良い実績をあげることで上級レベルを目指しましょう。ちなみにwebデザイナーの数は多いのですがトップクラスのwebデザイナーの数はまだまだ少ないのが実状のようです。
これは裏を返せば、上級レベルのwebデザイナーはあと少しプラスアルファがあれば良いということですから、そのプラスアルファが何であるかを見つけ出して、それを身につけるようにしましょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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