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webデザイナーになるのは難しいのか

webデザイナーになるのは難しいと思う人がいるでしょう。webデザイナーになるのは確かに簡単なことではありません。誤解の無いようにしていただきたいのは、この意味は一人前のwebデザイナーになるのが簡単ではないということです。単に自己満足のウェブサイトを制作するというのであれば、そう難しいことではありません。しかし、webデザイナーは自分のサイトを制作するのが目的ではなく、ECサイトを制作するのが仕事なのです。

サイト制作が仕事となると、当然お金がからみます。お金がからむと、その作業は俄然難しくなります。それはサイト制作にはさまざまな要望が加味されるからです。時には自分の手に負えない難問も要求されるでしょう。それはできませんとは言えないですから、そのためにwebデザイナーは試行錯誤を繰り返します。何度レイアウトをやり直しても、この写真を入れるスペースがないということもあるでしょうし、その逆に素材を詰め込み過ぎて、何が何やら分からないビジュアルになってしまうこともあります。そうなるとデザインやレイアウトを難しいと感じます。

この難しいことは、そう度々あることではなく、センスとアイデア次第ではすぐに解決することができるでしょう。そこには経験という財産があるからです。ですからwebデザイナーは難しい仕事だと言えばその通りではありますが、そうとも言い切れないのです。ただしそれでは易しい仕事なのかと言いますと、そうではありません。ECサイトをはじめウェブサイトの一つひとつは異なります。同じものが無いと言うことは、常に新しいものが行く手に待ち構えているということです。

webデザイナーの仕事がクリエイティブだと言われるのは、常に新しいものを創りだすからです。webデザイナーはクリエーターと言われるのは、このような仕事をするからです。新しいことに向かい合うと難しいことが多いものです。なかにはそれまでの経験を使えば難なく出来上がるサイトもあるでしょうが、サイト制作に難しいことはつきものなのです。
特に経験が乏しい初心者は、この難しいことの連続になるでしょう。それを難しいからと避けてしまうといつまで経っても、初心者のレベルにとどまってしまいます。初心者のwebデザイナーは、チャレンジ精神を持つことが大切です。難しいことほどやり甲斐があるのだという前向きな姿勢が将来一人前あるいはそれ以上のwebデザイナーになるためには必要です。この点を踏まえるとwebデザイナーは難しい仕事ですが、仕事に易しいものなどはないのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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