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新卒webデザイナーの求人状況は?

新卒と言いますと、高校や大学を卒業した学生が大企業に入社する風景を思い浮かべます。これは社会で働く人の多くがサラリーマンやOLになるからですが、新卒はこれだけではありません。
たとえばウェブデザインの専門学校を卒業した人も、新卒のwebデザイナーです。インターネット社会の現在ではwebデザイナーは不足していると言えるでしょう。それは多くの企業や商店、あるいは自治体がインターネット上にウェブサイトを開設しているからです。今ではインターネットにウェブサイトがないようでは仕事にならないというところまで、社会の隅々にITが浸透しています。

ITとは情報技術のことで、平たく言えばインターネットを使う情報発信です。情報発信とは広告宣伝、公示広告、自社紹介、セールスプロモーションなどさまざまな意味を含んでいます。
つまり今までの印刷物であるパンフレット、リーフレット、ポスター、チラシも必要ですが、それに加えてインターネットでのウェブ情報が必要になっているのです。パソコンや携帯電話、スマートフォンの爆発的な普及とあいまって、今やまさに情報時代ですから、このためのウェブサイトを構築・運営するwebデザイナーへの需要が高まっています。
しかし、ウェブの世界は誰もが入れるところではありません。パソコンやスマートフォンでインターネットの情報を閲覧することは簡単なのですが、このウェブ情報をつくる作業は極めて専門的なのです。

ウェブサイトの構築にはかなり高度な専門知識が必要になり、さらに競合が激しい情報時代では、ウェブサイトにオリジナリティや魅力が要求されます。そこでウェブのスキルに加えて、センスとアイデアがwebデザイナーに求められます。センスは生まれつきもありますが、アイデアは頭の柔軟性が必要です。
センスとアイデアはウェブでの必須条件であり、これはベテランも新卒も関係ありません。そこでフレッシュな感覚を持つ新卒が歓迎されるのです。なお新卒のwebデザイナーは実習生のインターン扱いが多いようですが、このインターンで実務に触れていけばやがては貴重な戦力になるでしょう。

たとえば、インターネットでwebデザイナーの新卒への求人を見ますと、大手のアパレル系サイトの立ち上げで100名体制にするのでwebデザイナーの新卒を募集するなどがあります。またハローワークにも多くの新卒webデザイナーへの求人が登録されています。
つまりインターネット時代の今では、ウェブサイトの開設が相次いでいて、コンテンツの制作やリニューアルがwebデザイナー不足で思うようにできないという現状のようです。そうなると例え新卒でも少し教育をすれば実戦力になりますから、サイト構築・運営会社は新卒のwebデザイナーを求めているのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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