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ECサイトはWebデザイナーの主戦場

Webデザイナーは企業のホームページや店舗のホームページ、テレビ番組のホームページや芸能人のホームページなど様々なジャンルのホームページを制作しますが、Webデザイナーが制作するのはホームページばかりではありません。
Webデザイナーが勤務するWebコンテンツの制作会社では、Webブラウザをプラットフォームとするシステム開発やショッピングサイトなど制作や開発を行う会社もあり、Webデザイナーもそのようなサイト開発に携わる人が多くいます。WebデザイナーはWebの知識を利用する仕事全般で活躍しているのです。

インターネット上の様々なコンテンツのひとつにECサイトがあります。ECサイトとはインターネット上で商品などの販売を行うサイトのことで、ECサイトの「EC」とは、electronic commerce(電子商取引)を意味します。
インターネット上のオンライン書店やレンタルショップ、音楽のダウンロードサイトなど、ECサイトを利用したことがある人は多いでしょう。通常、商品を欲しいと思ったときにその商品を入手するには、その商品を扱っている店舗を訪ねて購入しなければなりません。店舗に訪れることが難しい場合は通販という方法がありますが、通販が可能かどうかはその店舗が通販サービスを行っているかどうかによります。しかしインターネット上のECサイトならばインターネット上で商品を検索、注文することができますし、注文は24時間対応というところが多いため、忙しいときでも時間が空いたときに注文をすることができます。商品を購入したときの支払いについても銀行振り込みやクレジットなど何通りかの支払方法を選択することができるため、自分に都合のよい支払方法を選択することができます。

このようなECサイトの制作は、商品が見やすいといったデザインも重要ですが、商品の検索、購入手続き、支払方法といった注文の一連の作業を実現するためのシステム開発のウェイトが高くなります。ユーザーにストレスなく注文してもらうためのユーザーインターフェースを考えたり、クレジット支払いを可能とするシステムの導入、注文時のデータのやり取りに対するシステムのセキュリティ対策といったように、ECサイトの制作には、システムのデザイン、プロデュースが求められます。またECサイトの場合、サイトを制作するだけでなく、SEO対策など集客の仕組みを考えなくてはなりませんし、商品を販売する上でのマーケティング戦略も必要です。
そのため、ECサイトを制作・開発する会社の中には、ECサイトの開発に合わせてコンサルティングも行う会社などもあります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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