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Webデザイナーに好まれるEvernoteってなに?

インターネット上には様々ツールやサービスがあり、趣味で利用する以外に、仕事でも活用することができるものも多くあります。WebデザイナーはホームページやWebアプリケーションの制作において、膨大といえるほどのデータを制作・管理していく必要があります。
また、ホームページやWebアプリケーションは何人かのスタッフがチームとなって制作を行うため、スタッフ間のコミュニケーションと情報の共有が重要になります。全員が常に一緒にいて情報をすぐに伝達できればいいのですが、なかなかそうはいきません。そのため情報の伝達や共有について工夫をしなくてはなりませんが、その工夫方法として情報を共有することができるツールやサービスを利用する方法があります。その情報を共有することができるツールのひとつがEvernoteです。

Evernoteは情報をノートといった形式で保存することができるツールで、スクラップブックを作ることができるツールです。Evernoteに保存されたデータは、Windows、Macといったパソコンはもちろんのこと、携帯電話やiPhoneなど、インターンネットに接続することができるデバイスがあれば、いつでもどこからでもアクセスし、情報の閲覧を行うことができます。
そのため、制作チーム全員に伝えたい、共有したい情報をEvernoteに保存しておけば、全員がいつでも閲覧することができるのです。

Evernoteはテキストだけでなく、画像や音声、PDFファイルを保存することができるため、Webページのデザイン画像をアップしておいたり、Webページに使用する画像を制作してEvernoteに保存し、制作チームのメンバは、Evernoteからデータをダウンロードするということもできます。Evernoteは全員で情報を共有するツールという以外に、外部記憶ツールとして利用することもできるのです。

そのほかにEvernoteには、画像の中にある文字列を検出して検索する機能などもあります。画像を整理するには、画像に日付などのキャプションやタグをつけておかないと整理したり、検索することができませんが、Evernoteの場合は画像のなかにある文字を自動的に検出して探し出すことができるのです。

Evernoteは今まで英語のサービスしかありませんでしたが。2010年に日本語のサービスが提供されてからWebデザイナーに限らず、様々な職業で、企業で、もしくは個人で利用されています。
Evernoteは60MBまではアカウント登録を行うことによって無料で利用することができますが、有料のサービスもあり、有料サービスでは1GBまで利用できるほかSSLにも対応し、様々な形式のファイルを扱うことができるようになります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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