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WebデザイナーはWindowsとMacの違いを踏まえておこう

パソコンのOSにはいつくかの種類がありますが、もっともよく利用されているのはマイクロソフト社のWindowsというOSとApple社のMacOSでしょう。WindowsとMacOSは同じOSでもシステムなどに大きな違いがあります。現在はWindowsとMacOS間のデータのやり取りなど、あまり意識しないでできるようになっていますが、数年前にはWindowsとMacOS間でデータのやり取りをしようとすると、データを開くことができなかったり、文字化けが発生したり、なかなか大変なことでした。

WindowsとMacOSのシステムの違いによるデータのやり取りでのトラブルは少なくなっているとはいえ、完全に払しょくされたわけではなく、それはWebの世界についても同様です。例えばWebページの表示状態は、Webブラウザの種類やバージョンなどパソコン環境によって異なって表示されますが、それはWindowsとMacOSの間でも起こります。Webページの状態によってはWindowsとMacOS間では同じWebページが微妙に異なって表示されるということがあるのです。
ホームページの種類によっては、MacユーザーとWindowsユーザーのアクセス数が同率になるものもありますから、そのようなサイトで、Macでの表示状態を意識しないでWebページを制作してしまうと、Macで表示したときに意図したデザインとおりにWebページが表示されなかったり、動作しない場合もあるのです。そのため、WebデザイナーはWindowsとMacの違いついての知識と対処法を知っておく必要があります。

Webデザイナーの作業環境は、制作するWebコンテンツによって決まっている場合や、会社やデザインスタジオによって決まっている場合があり、作業に利用するパソコンをWindows、Macと選ぶことができない場合があります。その点でWebデザイナーはWindowsとMacの両方を使えた方がよいでしょう。

ひと昔前まで、コーディングを行うエディタの種類が多かったり、プログラミングを行う上でのツールがWindows対応のものが多いなどの理由で、Webコンテンツの制作はWindowsパソコンを使用するところが多くありました。しかし最近ではMac対応のエディタなども登場してきており、Macでプロフラム開発がしやすくなってきています。
また、MacはもともとOSとしての安定度はWindowsよりも高く、デザイン分野で使われてきて、現在もデザイナーに高く支持されています。そして、iPhoneやiPad用のアプリケーションの開発はMac上で行う必要がありますから、そのような点でも最近はMacを利用して開発や制作いるところは少なくありません。
そのほかにも、同じスペックならMacの方が価格な安くなる、Windowsに比べてセキュリティに優れているといった理由からMacが使われていることも多いようです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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