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Webデザイナーが選ぶパソコンのスペックが気になる!

Webデザイナーにとって、パソコンは仕事道具です。毎日使う仕事道具だからこそ、ストレスなしに作業ができるパソコンを選びたいものです。
WebデザイナーはWebページのデザインを行って、コーディングをしてHTMLとCSSを作る職業ですが、人によってイラストやキャラクターを制作したり、プログラミング作業を行う人もいて仕事の範囲は広範囲です。そして仕事内容によって使用するソフトなども異なりますから、作業にあったパソコンを選ぶには、どんなアプリケーションを使用して、そのアプリケーションも動作環境を確認する必要があります。
アプリケーションの動作環境を満たしていないと、アプリケーションの動作が遅かったり、アプリケーションを使用中に、パソコンが処理のためにほかの命令を受けつけない状態になってしまう場合もありますし、最悪、強制終了が発生して、制作したデータが消失してしまう事態にもなりかねません。パソコンを選ぶなら、アプリケーションの動作環境、推奨環境以上のスペックのパソコンを選ぶようにしましょう。

パソコンを選ぶときにチェックする点がいくつかありますが、そのひとつがCPUです。CPUは中央演算処理装置といって、パソコンの頭脳にあたります。このCOUに高性能のチップが使われているほど、パソコンの処理スピードは速くなります。グラフィックソフトや3Dソフトなど、使用するソフトの種類によってはCPUの2次キャッシュの容量などが問題になりますが、基本的には、最新のCPUを搭載し、クロック周波数が大きく、.2次キャッシュも大きいCPUを選べばパソコンは処理速度が速いと考えていいでしょう。

パソコン選びでもうひとつチェックしたいのが、メモリの容量です。使用するアプリケーションの動作環境、または推奨環境で指定されているメモリ以上の容量のメモリをそのパソコンが搭載しているか確認します。パソコンのメモリはショップブランドパソコンの場合、注文時に増設することができますから、メモリの容量が小さい場合は増設するとよいでしょう。
なお、アプリケーションの動作環境、または推奨環境で指定されている以上のメモリを搭載しても、扱うデータの容量が大きかったり、アプリケーションを複数立ち上げて操作する場合、パソコンの処理スピードが遅くなる場合があります。メモリの容量は大きければ大きいほどストレスなく作業ができるようになります。できるだけ大きな容量を搭載するようにしましょう。

そのほか、ハードディスクの容量もできるだけ大きなものを搭載しておいた方がよいでしょう。PhotoshopやIllustratorなどのアプリケーションは、ハードディスクの空き容量を仮想記憶メモリとして利用することができます。そのためハードディスクの容量が大きいほど、ストレスなく処理できるようになります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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