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Webデザイナーが活躍する大手Web制作会社の実態

Webデザイナーはフリーランスで活躍する人もいますが、大抵のWebデザイナーはホームページやWebアプリケーションの制作を行っている企業や、デザインスタジオなどで活躍しています。そのため、Webデザイナーは就職活動をしなければなりません。就職氷河期ともいわれ、大学生の就職率が下がっているご時世ですから、募集を行っている企業全般に応募をする人も多いでしょう。ニュース番組などみる大学生の就職活動で、20社に受験した、30社に受験したというのはどれかに採用されるだろうと、片端から応募を行った結果です。

しかし一方で、目的の企業だけに応募を行う人も多いでしょう。その場合は自分が憧れる職業に就くためにその仕事ができる会社の募集に応募した、その会社の事業に興味があったり理念に興味を持ったといった理由で応募したと思われますが、中には大手企業だけを募集する人もいるのではないでしょうか。大手企業は一般的に年収が高い、会社が安定している、福利厚生があるといった特徴がありますから、そうした点に魅力を感じて大手企業を狙う人は少なくありません。

Webデザイナーを目指す人も、できれば大手の会社に勤めたいと思う人もいるでしょう。しかし、Webの世界の場合、一般企業などの大手とは少し事情が異なるところがあります。
ホームページやWebアプリケーションの制作を行っている企業やデザインスタジオは一般企業に比べて会社の規模が小規模です。例えば製造業などの大手というと社員数は数万人にもなりますし、そのほかジャンルのでも大手企業というと数千人規模の会社を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、ホームページやWebアプリケーションの制作を行っている企業やデザインスタジオの大手といわれるところの社員数は、百数十人から数百人程度です。ホームページやWebアプリケーションの制作を行っている企業やデザインスタジオでは、社員の数が数人といったところも珍しくなく、一般的な企業で数十人程度にしかなりません。
そのためWeb関連の企業の中には福利厚生などがしっかりしているところもありますが、一般企業の大手企業のように、会社の保養所があるといった規模ではないのです。

Webデザイナーは、ホームページやWebアプリケーションの制作を行っている企業やデザインスタジオ以外にゲーム会社やECサイトの運営を行っている通販会社、SEO対策などを行っている広告代理店など、活躍する場所は広範囲です。ホームページやWebアプリケーションの制作をメインの業務としていない、そのほかの業務をメインとしている企業などの場合は、社員の数は千人以上というところも多く、こうなると、一般企業と同じような感覚になります。このような企業では福利厚生なども一般企業と同じようになっています。同じ大手でも、メインの業務によって会社の規模が異なるのが、Web業界です。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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