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グラフィックデザイナーの求人事情 海外編

グラフィックデザイナーが制作するビジュアルに、国境はありません。ビジュアルを絵画に例えると世界共通なのです。名画がどの国でも名画であるように、良いビジュアルはどの国でも評価されます。そうなると言葉の違いはありますが、日本のグラフィックデザイナーを欲しいという海外からの求人があっても、それは不思議なことではないでしょう。

実際にはグラフィックスと絵画は異なり、絵画はクライアント重視しませんがグラフィックデザイナーの作品はクライアントのコンセプトをビジュアル化したものです。したがってそこには、意志の疎通がなければなりません。それには言葉が通じなければなりませんから、それが海外で働くときのネックになるでしょう。しかし日本人特有のきめ細かな感性を欲しがる海外のデザイン制作会社がないとは言い切れません。実際にアメリカのニューヨークでグラフィックデザイナーとして何年間も働いていたという日本人も少なくないようです。

このようなことからインターネットの求人で海外からのグラフィックデザイナー求人を探してみますと、残念ながら今はほとんど見当たらないようです。ただし、外資系のデザイン制作会社からの求人はあります。勤務地はアジアとしか書いてありませんが、アジアといえばシンガポールとか香港あたりでしょう。こうした地域では日本人のメンタリティ、特にアートの面での感性は世界的に高く評価されているようです。
ただしアイデアの面から考えますと、やはりアメリカではないかと思います。しかしアイデアはお国柄ですから、アメリカでは良いとされるアイデアが必ずしもほかの国で評価されることはありません。ところが感性となると国民性の違いがはっきり現れますから、アメリカ人には無い感性を日本人が持っていて、それをアメリカ人では真似ができないのです。

この真似ができないという感性が、日本人グラフィックデザイナーの強い武器になります。もちろん感性だけでグラフィックデザイナーになれることはありませんが、グラフィックデザイナーとしての知識とスキルがあれば、どんどん海外からの求人に応募するのも良いでしょう。アメリカだけではなく、オーストラリア、スペインなどからの日本人グラフィックデザイナーの求人も大いに考えられます。このような求人に備えてグラフィックデザイナーは、英語の勉強もしておくと良いかも知れません。また日本での外資系デザイン制作会社に勤務するのには英語が必要になります。TOEIC600以上がその条件だといわれています。このように実際には海外からのグラフィックデザイナー求人は今のところあまり見当たらないようですが、潜在的な需要はあると考えられます。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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