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グラフィックデザイナーのアシスタント募集は多数

最近の求人は以前の求人誌に加えて、インターネットでのネット求人が多くなり、むしろ求人誌よちもネット求人のほうが利用される頻度は多いかも知れません。これはインターネットの特性とも言えるリアルタイムでの情報が流されるからです。皮肉なことに、求人誌を制作するのもグラフィックデザイナーですが、グラフィックデザイナーが制作する求人誌が街に出るまでには多くのプロセスがあります。

求人誌に限らず雑誌には、取材、確認、文章、写真撮影などが最初に必要で、これを素材と言います。これらの素材を使って、グラフィックデザイナーがデザインとレイアウトをします。フォーマットが決まっている場合は、ただデータを画面上に流し込む作業ですが、それでも一定の時間はかかります。それができたら校正をします。情報に間違いはないか、漏れはないか、不要な部分はないかなど、校正の部分がある意味では最重要になります。ここでミスが発見されると、グラフィックデザイナーは直ちに修正をおこないます。ではこれで終わりかといいますと、そうではなく、その電子データは印刷用データとして印刷会社に渡されます。電子データを渡された印刷所では単純に印刷作業をおこないますが、これにも時間がかかり、さらに裁断やホチキス止めなどの加工製本作業があり、それが済んでから発送という手順になります。

このグラフィックデザイナーから発送・配布までには、求人誌は多くのプロセスがありますから、そこにある情報はどうしても古くなります。一方でネット求人の場合はどうでしょうか。素材厚めの段階は印刷物の時と同じですし、グラフィックデザイナーが電子データを作成するまでも同じです。印刷物である求人誌とネット求人の違いはそのあとのことです。ネット求人の場合は、ウェブのコーダーがhtmlやcssというコンピュータ言語を使ってその電子データをウェブサイト用に作ります。この作業は印刷作業よりもスピーディです。ですからその分だけ情報が古くなりません。また、情報の追加や削除などの変更も印刷をしなおさないで、電子データ上でできます。

このようなことから、ネット求人は増えていますが、求人誌でもネット求人でも数がおおいのはグラフィックデザイナーアシスタント募集です。それも中途半端な数ではないようです。これはいかにグラフィックデザイナーの世界で人の手を必要としているかを示しています。ちなみにグラフィックデザイナーアシスタント求人での条件はさまざまで、とりわけ新卒や未経験でも歓迎という求人が多いようで、アルバイトも可です。アルバイト可でも正社員登用の道があるとうたっているところも多く見られます。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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