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グラフィックデザイナーの求人事情 沖縄編

沖縄と聞くと、何を頭に思い浮かべるでしょうか。碧く透き通った海、異国情緒豊かな家並み、チャンプルーなど数多くの情景や食べ物が目の前に見えてきそうです。沖縄は南国ですから気温は高いのですが、雨も多いのは意外と知られていないでしょう。また、南国特有とされるのんびりした生活もありますが、ビジネスとなると沖縄も本土も変わりはないようです。

したがって沖縄にもいくつかのデザイン専門学校があり、大勢のグラフィックデザイナーが学校でデザインを学び、社会で働いています。その意味ではグラフィックデザイナーは沖縄でも需要があり、仕事は毎日忙しいのです。沖縄も人々の情報源は印刷物がメインであり、ポスターやパンフレット、チラシ類の数は多数にのぼりますし、DMも盛んに送付されています。海があるので、隣の県へ外注というわけにはいかないので、沖縄での印刷物関連の作業は県内の各所でおこなわれているのが実状と言えます。ですから、沖縄で必要となる印刷物は沖縄にあるデザイン制作会社などが電子データを制作し、それを沖縄の印刷会社が印刷をするというケースが多いようです。

もちろんインターネットの時代ですから、印刷用の電子データは東京と沖縄でやりとりはできます。しかし、実際に印刷物を扱う場合には流通の関係もありますから、沖縄で印刷することになるでしょう。沖縄で多くのグラフィックデザイナーが活躍する場はやはり、県庁所在地でもある那覇市です。ただし、なかには那覇市以外の町の飲食店が店の宣伝物を制作するためのグラフィックデザイナーを募集しているような例も見られます。浦添市のグラフィックデザイナー求人もあり、条件は正社員で月給が15万円以上で、能力に応じてとなっています。沖縄は米軍の基地が多いのですが、英語を必要とするグラフィックデザイナーの求人よりも日本語が重視されています。米軍向けには米軍向けの印刷会社やデザイン会社があるので、そういった仕事に関わる会社に就職をすると英語ベースでの仕事も多くなります。

クライアント依頼のパッケージから、各種販促ツールなどのグラフィック業務をおこなうグラフィックデザイナーの求人もありますし、キャリアの面では新卒、未経験、第二新卒歓迎という求人もかなり多くあります。さらにグラフィックデザイナーの派遣会社もありますから、沖縄でのグラフィックデザイナーは仕事場を探すのにそれほど苦労はしないのではないでしょうか。
デザインスクールがいくつもある沖縄で、デザインスクールを出てから沖縄を離れるグラフィックデザイナーもいるでしょうし、その逆に沖縄の魅力に惹かれて沖縄でグラフィックデザイナーとして生活したいという人も少なくないようです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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