横浜市は近代の日本を語る時に外すことができない都市名で、黒船のペリー提督と言えば横浜になります。幕府時代までは長崎でしたが、明治以降は横浜が日本の国際化の舞台になります。横浜港は日本を代表する国際港のひとつであり、特に最近の横浜市は、みなとみらい地区開発で、世界でも類を見ないほどの近代都市に変貌を遂げています。横浜は歌にも多く謳われていて、その独特の空気はほかでは味わえないものがあります。
この横浜独特の空気が好きで、横浜に住んで、横浜で仕事をしたいと言うハマっ子は大勢います。グラフィックデザイナーも同様に、働くのなら横浜がいいと言う人が大勢います。また、人口が多い横浜市ですから、印刷メディアから日々の生活に役立つ情報を得たいという人が多数にのぼります。さらに横浜は歴史の街であると同時に観光の場でもあるので、観光に関する印刷物もたくさんあります。これは横浜ならではのことで、印刷物の絶対量は東京や大阪に匹敵するのではないでしょうか。
このように印刷物への需要が多いのは、それをつくりだすデザイン制作会社の数も横浜には多いと言うことになります。したがって、これは多くのグラフィックデザイナーを必要とすることに通じます。東京に近いとは言え横浜は東京に寄り掛かるような風潮は見られず、むしろ東京と平等、あるいはそれ以上に相対する気風がありますから、横浜の印刷物は横浜で作るという傾向が見られます。横浜の浜っ子気質は地元がナンバーワンですから、東京の真似をするようなことはしないようです。
そのようなことも踏まえて、横浜でのグラフィックデザイナーの求人を見てみることにします。
エスニック衣料などの専門店では、大卒あるいは専門学校卒のグラフィックデザイナーを求人しています。このあたりが如何にも横浜らしいハイセンスなイメージを示しています。給料は20万円以上となっていますが、ボーナスがでますし、定期昇給も約束されています。なお、勤務地は、みなとみらい地区です。その他には、月収が35万円程度という求人もあります。この場合は最低でも3ヵ月以上は勤務してくれることと言う条件がついています。これは横浜でのグラフィックデザイナーの転職が多いことを意味しているようです。グラフィックデザイナーは好条件を求めますから転職は当たり前なのです。
広告代理店で、グラフィックデザイナーを急募しているところがありますが、やはりこれも転職が多いことの一例のようです。この求人での条件を見ますと、専門学校卒で月給は約20万円、大卒では21万円で、各種の手当がつきます。これは優遇しないとグラフィックデザイナーがいついてくれないということで、その意味で考えますと、有能なグラフィックデザイナーであれば、横浜ではいくらでも好条件の求人があるということになります。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
