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グラフィックデザイナーの1日を見てみたい

あるグラフィックデザイナーの標準的な1日を見てみましょう。会社勤務のグラフィックデザイナーは、朝起きてしかるべき支度をしてから家を出て、会社へ向かいます。駅までゆっくり歩き、電車に乗るのが9時半で、比較的空いているので、座ることができました。目的の駅で下車。そこから歩いて5分ほどで会社についたのが10時少し前です。昨日は納期に間に合わせるため夜の22時まで仕事をしましたが、今日は朝の10時出勤です。

営業マン、制作部長と三人でコーヒーを飲みながら、来週一杯で仕上げるパンフレットの内容確認と、クライアントから依頼された写真をフォトレンタル会社から借り出す手筈を済ますと、もう時計は11時50分です。あまりお腹は空いていませんから、近くのファストフード店で軽くハンバーガーを食べ、スポーツ新聞に目を通すと、午後12時45分には作業デスクでパソコンを立ち上げます。

パンフレットは32ページもので、かなりの量があります。しかしそのうちの半分はスペックなのでレイアウトは機械的なものです。肝心なのは前段部分で、ここにクライアントが使って欲しいと言う写真をレイアウトするのですが、フォトレンタル会社からメールで写真がパソコンに届きました。それを見ると少し補正作業が必要なようです。そこでまずは写真のアウトライン処理をして、そのページ全体に敷く色を考えます。これで午後の15時になり、コーヒーブレイクで15分ほど休み、その間はアシスタントの若いグラフィックデザイナー見習いと雑談。
仕事に戻り、数ページ分のデザインとレイアウトをし終わると、もう夕方の18時になりました。

仕事の続きは明日に回し、今日は18時にパソコンをシャットダウンして退社したのが18時半で、電車はかなり混んでいます。駅で下車をしてからマンションの自宅へ戻る途中、コンビニで夜食用に幕の内弁当を買い、夜はラジオでトーク番組を聴きながらゆっくり食事をして、シャワーを浴びてから23時には寝床でリラックスです。

こう言いますといかにも優雅な1日ですが、先週はまるでこの逆でした。先週は毎晩22時過ぎまで会社のデスクでパソコンと向かい合っていましたし、作業の途中で出前のそばをすするという按配でしたから、たまにはこのようなゆったりした1日は貴重なのです。
今は暇ではないにしても比較的時間に余裕がある仕事なので、朝10時出社で夕方の18時退社でした。次はどのような仕事が回ってくるか分かりませんが、最終電車で帰ったり、時には徹夜を覚悟の日もあるのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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