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グラフィックデザイナーの魅力とは何か

グラフィックデザイナーの魅力について述べる前に、グラフィックデザインの魅力とはどのようなものかを考えてみましょう。グラフィックデザインは、ポスターなどをデザインして商品やサービスを視覚的に表現します。この視覚的にアピールすること自体が既に魅力なのです。さらに芸術的なセンスがそこに含まれていたり、人があっと驚くようなアイデアがあると、それが見る人を魅了します。

このように、グラフィックデザインの魅力は、ビジュアルを通して人に衝撃を与えることができる点にあると言えます。また広告をはじめとする印刷物の多くは、販売促進という目的を持っていますから、商品やサービスの購買意欲をそそるような印刷メディアを制作するグラフィックデザイナーは、間接的に社会に貢献していることになります。間接的であっても自分が考えて制作したポスターが多くの人の目に触れて、何らかの形で社会の役に立つということは、グラフィックデザイナーには魅力になります。グラフィックデザイナーの魅力とは、このように自分の作品を多くの人が見て、そこから何かを感じ取ってもらえることです。

したがって、多くの人に見てもらえて、さらにそれが人々に感動とまではいかなくても、何かしら人の心に影響を与えることができるビジュアルを制作することができるのが、グラフィックデザイナーの魅力と言えるでしょう。それはグラフィックデザイナーの考え方に多くの人が共感することでもあり、多くの人を啓蒙(けいもう)することでもあります。また、グラフィックデザイナーが制作する印刷物は複製品ではなく、オリジナル作品です。このオリジナルは世界でふたつとありません。世界でひとつしかないものを創りだすという、クリエイティブな行為をできるのが、グラフィックデザイナーの大きな魅力とも言えます。

ですから多くのグラフィックデザイナーは、クリエーターなのです。レール磨きのように他人が敷いた線路のレールではなく、無人の土地に自分が新しい線路を敷くのですから、そのようなことが好きな人や、そのようなことをしていたいと思う人にはグラフィックデザイナーは魅力的な存在になります。
新しいものが好きというのではなく、新しいものを自分で作りだしてみたいという人にはグラフィックデザイナーの仕事は魅力的で、またそう思う人が多いのが今の世の中です。グラフィックデザイナーとはクリエーターであり、クリエーターは新しいものを創りだす人で、その行為は誰にでもできるということではなく、グラフィックデザイナーを魅力的な存在にしています。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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