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デザイナーになるには?

ぶっちゃけ、グラフィックデザイナーの仕事は難しいのか

仕事が難しいとか易しいという言葉は、職業によりその程度が変わります。例えば鶏の鑑別師がおこなう仕事は外から見ると一見無造作で、あっという間に選り分けているので、易しそうに見えます。ところが実際にはこの仕事は特殊で、それこそ難しい仕事なのです。このように仕事が難しい、易しいは見た目では決められません。

これをグラフィックデザイナーの仕事で見てみますと、それこそ外から見れば誰にでもできそうに見えます。ただしパソコンの操作ができての話です。では、パソコンとソフトウェアの扱い方を習熟すれば誰でもがグラフィックデザイナーになれるかと言いますと、そうではありません。グラフィックデザイナーになるためには天性とも言える色彩に関するセンス、線と円に関するセンス、一を聞いて五とか十を思い浮かべるアイデアなどが頭に浮かばなくてはなりません。
どうでしょうか?これは難しいでしょうか、それとも易しいのでしょうか。

基本的なグラフィックスに関する知識やスキルは、デザインスクールなどで学べば習得することはできます。ただし習得が優等生だった人が有能なグラフィックデザイナーになれるかと言うと、そうでもないのです。グラフィックデザイナーには応用の引き出しが必要ですし、臨機応変な考え方をする柔軟性も必要です。人はそれぞれに個性がありますから、その個性がもともとグラフィックデザイナーに向いていればともかく、それでも実務で与えられる課題は常に初めてのものばかりなのです。そこでセンスとアイデア、経験の引き出しが必要になります。

さらに、それだけではなく、グラフィックデザイナーはある意味では精神労働者であり、脳労働者である以外に、肉体労働者なのです。ですから体力的にタフでないとグラフィックデザイナーは長続きしないでしょう。ひとつのパンフレットを仕上げるのに、途中で体力的にダウンしていたのでは仕事になりません。時には長時間の残業もしなければなりませんし、半分徹夜の日々が連続することもあります。グラフィックデザイナーはサービス業ですから、サービス精神がなければなりません。サラリーマンは気楽な商売どころではないのです。
したがって、グラフィックデザイナーの仕事は、これが向いていない人には難しいでしょうし、向いている人でも易しそうに見えるだけで、頭の中は大変なのです。こう言いますと、そんな難しい仕事はしたくないと思われるでしょう。しかし考えてみると易しい仕事は世の中にないのです。また、好きな仕事であれば、やりがいもありますし、苦労だとは思わないでしょう。

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