グラフィックデザイナーになるための専門学校は、全国各地にあります。東海地方では名古屋にあるグラフィックデザイン関連の専門学校は、あいち造形デザイン専門学校、広告デザイン専門学校、トライデントデザイン専門学校、名古屋コミュニケーションアート専門学校、名古屋総合デザイン専門学校、名古屋デザイナー学院、名古屋モード学園、NC名古屋情報メディア専門学校、日本デザイナー芸術学院、専門学校HAL名古屋などです。
これらの専門学校にはいろいろな学科があり、例えばあいち造形デザイン専門学校では、グラフィックデザイン科は、グラフィック・広告専攻とコンピュータグラフィックス専攻などと分かれていますし企画デザイン科などもあります。広告デザイン専門学校は2年制で、グラフィックデザイン専攻課程があります。トライデントデザイン専門学校にはグラフィックデザイン学科とCGデザイン学科があり、3年制です。なお、グラフィックデザイン学科はグラフィックデザイン専攻と広告デザイン専攻とに分かれています。
これらは各専門学校の学科や専攻コース、年数などの例であり、どの専門学校もそれぞれが細かく学科や専攻を分けています。ですから、どの学科、どのような専攻コースを選択するかは入学の前にカウンセリングなどできちんと確認をしたほうが良いでしょう。グラフィックデザイナーもポスターを制作するのと新聞や雑誌に掲載する広告を制作するのは、職分が異なるのです。
したがって、デザイン専門学校へ行くはっきりした目的を決めておかないと、入学してから、実はこれを勉強したかったのに、違う専攻コースだったというようなことになる恐れがあります。印刷物の制作はポスターやチラシを制作するのと、雑誌のカラーページに掲載する広告とでは、その制作過程は似たようなものでも、制作する目的が異なるのです。ポスター、チラシ、パンフレット、リーフレット、DM、カタログなどと、雑誌や新聞に掲載される広告は、同じ販促物でもアピールするターゲットが異なりますから、グラフィックデザイナーはターゲットを意識した制作アプローチが必要になります。
そのために専門学校の学科や専攻コースも細分化されているのです。実際にグラフィックデザイナーとして実務をするようになれば、ポスターも制作しますし、時には雑誌の広告も制作をするでしょう。話は名古屋のグラフィックデザイナー専門学校に戻りますが、自分は実務でどのような印刷物を制作したいかという目的をはっきりさせて、これらのデザイン専門学校の内容を検討することが大切になります。
- この記事を書いた人
-
IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
