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グラフィックデザイナーになるための講座はオイシイ

グラフィックデザイナーを希望する人は多いと思いますが、グラフィックデザイナーになりたいという気持ちはあっても、そのための勉強をする場がないというときに便利なのが講座でしょう。講座は学校とは異なり、まさに短期集中型での講義が多いのが特長です。また、講座の多くはすでにある程度グラフィックデザインのことは分かっているが、自分に欠けているスキルを身につけたいというような人に向いているようです。以下に、グラフィックデザイナーのための講座にはどのようなものがあるかを紹介します。

(1)短期間でPhotoshopとIllustratorを学ぶ講座です。この講座ではソフトウェアの機能を基本から学び、ポスター・ポップ、バナーなど作品制作を行い、実際にこの2つのソフトを使ってチラシを作成します。未経験の初心者向きの講座内容で、全部で10回の受講がセットになっています。
(2)DTPプロコースという講座ではPhotoshopとIllustratorが使える人が対象で、あらゆる媒体をテーマに、デザインのクオリティを追求します。ソフトは使えるけどデザインセンスに自信がないという場合、実務はしているが、さらにデザインクオリティをあげたいとか、就職活動に向けてポートフォリオを充実させたいという人向きの講座です。
(3)グラフィック Basicコースという26時間講座では、Illustrator、Photoshopを使用し、それぞれのソフトの持つ様々な機能の中から、デザインの制作現場で使用頻度の高いツールと、その操作方法を中心に講義をします。

このようなグラフィックデザイナーのための講座は、デザインスクールが開設しているケースが多いようで、言わば課外授業のような感じです。また、講座の内容もパソコンを触ったことがあるというまったくの初心者向きもある一方ですでに実務についているセミプロのグラフィックデザイナー向きという講座もあります。ですから、デザイン学校へ通うのは無理だし、独学も難しいそうだ、しかしグラフィックデザイナーにはなりないし、自分でポスターやチラシを作れるようになりたいという人に、このような講座はおすすめと言えるでしょう。

また、デザイン学校でグラフィックデザインの勉強はしたが、いざ実務となると大げさなことになってしまい、いまさら学校へ入り直すのも考えものだというような場合には、このような短期集中型で実務に必要なことだけを勉強するのに講座は向いているようです。また、独学でそれなりの作品を制作できるレベルにはなったが、自分ではどの程度のレベルなのかが分からないので、求人に応募する前に講座を受講して能力を確認すると同時に、実務のノウハウを学びたいと考える人にもグラフィックデザインの講座は良いのではないでしょうか。ちなみに受講料はそれほど高くは無いようですし、受講期間は長くても1年程度のようです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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