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グラフィックデザイナーになるためにオススメの本

グラフィックデザイナーになりたいという場合、普通はデザイン専門学校などに通います。これだけで十分かと言いますと、できればそのかたわらで勉強に適した本を読むことをおすすめします。グラフィックデザインに関連する本はいろいろ出版されていて、初心者にはどれがいいのか分からないでしょう。そこでインターネットのサイトに紹介されている本のいくつかを、ここで紹介しましょう。なお、これはあくまでも参考ですから、ほかに読みやすい本を見つけたら、それを読むようにしてください。

それでは、グラフィックデザイナーに必要な色彩に関する本を紹介します。
*色の秘密―最新色彩学入門は文庫本ですが、色彩についての知識を深めるのに良いでしょう。*色彩学概説は値段が高い本ですが、やはり読んでおきたい色彩学の本でしょう。
また、デザインには法則があります。そこでおすすめなのが、*デザインのルール、レイアウトのセオリーで、デザインにある48のルールの説明と作例がついています。良い作例ばかりですからプロのグラフィックデザイナーにも参考になりますし、初心者は必読でしょう。
次にデザイン解体新書といういかめしい名前の本ですが、これはDTPワールドという雑誌の記事をまとめた本で、この本は特に文字組みなどのテクニックを学ぶのには良いでしょう。*これもデザインのルールに関する本で、Design rule index–デザイン、新・100の法則があります。数学や工学、さらにはマーケティングに関するルールがまとめられていて、Webデザイナー向きですが、これからのグラフィックデザイナーには役に立つでしょう。

初心者向きのものとしては、*デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニングがあります。親切にデザインの基礎と基本が解説されているので、特に独学で勉強している人にはおすすめです。英語が読めるのでしたら、*The Elements of Graphic Designも読んでみましょう。英語はそれほど難しくはありませんから、語学の勉強を兼ねて読んでみましょう。これからはグラフィックデザイナーも国際化の時代です。もうひとつ英語の本には、*Grid Systems in Graphic Design/Raster Systemがあり、和訳された本には*WHAT IS GRAPHIC DESIGN?:グラフィックデザインとは?があります。また、*魅せるデザイン、語るレイアウトという本は、作例が多く、それを使いながらのデザインのルール説明です。

これで10冊になりますが、手に入りにくい本もあるようですから、その時は古本屋で探してください。本を読まなくてもデザインはできますが、色彩に関することなどは保存しておくと良いでしょう。プロになってから読み返すと、なるほどという新しい発見もするでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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