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グラフィックデザイナーが使うプロ仕様のディスプレイ

グラフィックデザイナーは、パソコンの画面でデザインやレイアウトを確認します。この画面がディスプレイで、これはワイド画面で高解像度であるに越したことはありません。もちろんワイド画面にも限度があり、大きければ良いということではありませんし、画面がワイドになると解像度が低いのが気になるものです。

通常のディスプレイで言えるのは、ノートパソコンの画面では小さすぎるということで、やはりある程度の大きさがあるディスプレイが欲しいところです。ここでどのサイズが良いとは言えませんが、常識の範囲でディスプレイを選びましょう。また、画面の大きさとバランスがとれた解像度が大切なことは申すまでもないことです。解像度は高いほうが良いのは常識で、例えば1920×1200ドットなどでしたら高解像度と言えるようです。

ディスプレイは視力と関係があり、あまり長時間ディスプレイを見ていると視力に良くありませんから、グラフィックデザイナーは適宜目を休ませています。画面の大きさも小さな画面を見ると目が疲れますから、できればノートパソコンの画面は使わない方が良いという人も居ます。問題はディスプレイを設置する場所にもあり、机や部屋の大きさにもよりますが、ワイド画面で、高解像度のディスプレイを一番見やすい位置に置ければ理想的でしょう。大きい画面は目から近すぎるとかえって見にくくなります。

このようなことからディスプレイを考えますと、やはり会社と自宅では大きな差があります。会社では限られた場所にディスプレイを置くことになり、ひどい場合にはキーボードとディスプレイが正面と横になったりもします。これはキーボードが使いにくくなり非効率的です。マウスならばまだ許せますが、キーボードとディスプレイは同一方向でないと作業がしにくくなります。そのような時には止むを得ずキーボードを膝の上に乗せて、横向きになり、ディスプレイを見ながらキーボードの操作をするようですが、これでは余分な神経を使いますから疲れてしまうでしょう。
そうなるとワイド画面や高解像度以前の話になり、どのような位置にディスプレイを置けばベストなのかということになります。自宅で作業をするフリーランスのグラフィックデザイナーだと、贅沢に2台以上のワイド画面高解像度のディスプレイを机に並べていたりもしますが、会社勤務のグラフィックデザイナーがそれを見たらどのように思うでしょうか。これなら良い仕事ができるのは当たり前だと思うでしょう。ことほど左様にディスプレイはグラフィックデザイナーにとっては大切な存在で、誰もがワイド画面高解像度のディスプレイを好きな場所に置くのは夢だと言えるでしょう。

もっとも、多くのグラフィックデザイナーが使っているMacは最初からディスプレイが一体型になっているので、選択の余地はあまりありません。Windows環境でデザインをしている人は、本体と別にディスプレイを選ぶ余地があるので、上記のような情報が参考になります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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