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グラフィックデザイナーに必要なソフトはコレ

今のグラフィックデザイナーはパソコンを使用していますが、そこに必要なのがソフトで、ソフトがないパソコンはどのように高機能でお利口さんでも、ただの箱になってしまいます。パソコンは処理スピードが速いとお利口さんですが、その聡明さを発揮できるのは優秀なソフトがあってのことです。

グラフィックデザイナーが使うソフトは、IllustratorとPhotoshopと覚えておけば良いでしょう。最低限Illustratorがあれば、かなりのグラフィック処理ができます。Photoshopがあれば、このふたつのソフトで大概のことはできるのです。ほかにもあればベターというソフトはありますが、原則としてソフトはパソコン1台につき1つのソフトしか使ってはいけないことになっていますから、滅多に使わないソフトまで用意しておく必要はないでしょう。ちなみにパソコン1台につきソフトがひとつという知的財産権を無視したことが発覚すると、多額の損害賠償金を支払わなければならないことになります。

IllustratorもPhotoshopもアドビというソフト制作会社の独占的な商品で、かなり高額なものですから、フリーランスのグラフィックデザイナーは頭が痛いかも知れませんが、無くてはならない商売道具です。

ここでIllustratorとPhotoshopについて、その特徴などを簡単に説明しておきましょう。Illustratorは、レイアウトの作成が得意ですし、ロゴやアイコンの作成も得意です。さらにセル画や版画風のイラストを描くのが得意です。また文字入力にも使えます。Photoshopは文字通りフォト(写真)を細工するのに向いています。例えば普通の写真をレトロ風に変化させたりします。写真で空に雲が多い時であっても、それを紺碧の空にすることもできます。写真の中に不要な人物が写っている場合、それを消すこともできますし、人工の虹をかけることもできます。冷えてしまった掛けそばやラーメンに湯気を出させる加工もできますし、画像を文字で切り抜く、髪の毛を切り抜く、あるいは人の肌色を変化させることも得意です。立っている人に影をつけることも影を無くすこともPhotoshopなら自在です。
このようにIllustratorとPhotoshopはさまざまな局面で、画像や文字を自由自在に変化させることができるので、これがあればグラフィックデザイナーはほとんどすべての画像処理をおこなうことができます。ただし、そのためにはIllustratorとPhotoshopの使い方を知らなくてはなりませんから、デザイン専門学校などで学ぶのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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