IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

注目のグラフィックデザイナー「ゆきんこ」を語ろう

「ゆきんこ」と名乗るグラフィックデザイナーがいます。少なくとも2~3人は居るようですが、そもそもゆきんことは、雪の子で、大雪の時に現れるといわれている子どもの姿をした雪の精、あるいは雪童子(ゆきわらし)のことです。

そこで調べてみたのですが、ゆきんこと名乗る女性グラフィックデザイナーが居ます。この人は横浜生まれで2002年(平成14年)にはデザインオフィスを開き、CDジャケットなどのアートディレクションをはじめ、グラフィックデザインやイラストレーションを中心に活動しています。
その代表作は、木村カエラ、吉井和哉、9mm Parabellum Bullet、SHAKALABBITS、いきものがかりなどです。

もう一人の、ゆきんこと名乗るグラフィックデザイナーも女性で、愛媛県の出身、HIPHOP育ちで、今は東京に住んでいるそうですが、詳しいことは分かりません。さらにもう一人、やはり女性の元グラフィックデザイナーで、ゆきんこを名乗っていた人がいます。

なぜ、グラフィックデザイナーで、ゆきんこと名乗るのかは今一つ理解ができないのですが、この人たちの作品、特に横浜生まれのゆきんこグラフィックデザイナーの作品は極めて多岐にわたるモチーフがあり、可愛らしい少女のイラストから、センスの良いTシャツ、カラーボックス、メルヘンチックな動物の絵、バッグ、CDとCDジャケット、プラスチックの容器などがあります。あとのふたりの、ゆきんこグラフィックデザイナーについては作品例がないので、どのようなデザインをする、あるいは、していたかは不明です。

疑問なのはこれらの女性グラフィックデザイナーが、なぜ自分のことをゆきんこと言うのかですが、ゆきんこの元の言葉である雪ん子から察するにどの人も実際に存在しないようなクリエイティブな作品を制作するということで、雪ん子=ゆきんこと自称するのだと考えれば納得もできます。
雪ん子は雪の精なのですから真っ白です。その真っ白な紙に色を使い、線や円を描き、自分の感性を思いのままに表現するのはグラフィックデザイナー冥利に尽きるでしょう。まさにグラフィックデザイナーはクリエーターというのが、ゆきんこということになるのではないでしょうか。いずれにしてもこれらの女性ゆきんこグラフィックデザイナーの人たちは、なかには仕事をしていないと言う人も居るようですが、見る人に夢を与えてくれるデザインをする自分は雪の精であるゆきんこだと考えているのではないでしょうか。
そのうちに、また別のゆきんこグラフィックデザイナーが現れるかもしれませんね。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「グラフィックデザイナー」の求人を検索する