熊本と言いますと、質実剛健な気風と熊本城が頭に浮かびますし、九州でのお米どころとしても有名です。
肥後の国の伝統が今でも残されているというイメージもあります。熊本市は熊本県の県庁所在地で、人口は約70万人規模で、商業活動が活発であると同時に情報通信関連の企業も数多く立地しています。その反面で、森の都とも言われており、さらには水の都ともいわれています。
この森の都、水の都の熊本は情報産業の都でもあると言えるでしょう。
これはインターネットの発達と関係があり、今では熊本の情報をインターネットサイトで発信しないことには、地元の産業が成り立たないとも言えるからです。これは熊本だけに限られたことではありませんが、インターネットを活用することはもはや生活の一部、あるいは重要な部分を占めているのです。森の都、水の都を全国にPRするのもすべてはインターネットのサイト次第だと言えるでしょう。
そこで熊本では、多くの会社や商店、あるいは農業の一次産業関係者もインターネットで各自のサイトを立ち上げていますし、その動向は増えつつあると言えるでしょう。
これらのインターネット上のサイトはバラエティに富んでいます。すなわち観光関連や農産物関連などその業種は幅広く、一次産業から三次産業に及んでいます。そうなるとウェブ制作会社が必要になります。現在の熊本にはインターネットでのECサイトなどを構築・運営するウェブ制作会社が多数見られます。
一方で、熊本でのwebデザイナー関連の求人はと見ますと、その求人内容はさまざまで、簡単なところでは文字入力作業などというウェブ以前の作業もありますし、高度なコーディングができるwebデザイナーを求むなどと言う求人も見られます。
もちろん中間的なweb関連の求人もあります。仕事の形態は正社員待遇もありますしアルバイトもあります。また女性スタッフ、未経験者大歓迎などと言う触れこみも見られ、未経験者には丁寧に指導しますという言葉もあります。
このような求人内容を見て感じるのは、熊本ではECサイトの数にそれに対応するwebデザイナーの数が追い付いていないことです。つまりwebデザイナーが熊本では不足していることが考えられます。
ただし給料などの面を見ますと、熊本はそれほど高いとも言えないので、この点もwebデザイナーが不足する原因のひとつかも知れません。しかし給料レベルが高くないと言っても一般の会社員並みですから、やはりwebデザイナーの不足現象はサイト開設の需要に見合った数のwebデザイナーがいないということのようです。
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IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。
