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webデザイナーの寿命はどれくらいなのでしょうか

地球上にあるすべての物に、寿命は付き物です。つまりその形を止めて行くのには限界があります。これは哲学的な話になりますからここではさしひかえますが、端的に言えばどのようなものもずっとそのままでは存続することはできません。

これを身近なところに当てはめますと、会社員や公務員には定年があります。つまりこれらの人はその職場で働ける年令が労働基準法で決められているのです。
これには、二つの理由があります。一つは労働力の新陳代謝を図るためで、いつまでも年齢の高い人がその職場にいると若い人の働く場がありません。別の理由は年令がある程度に達すると生産性が低下するからです。

どのような仕事でも頭脳的、体力的な限界があるものです。つまりいつまでもその仕事を続けることは現実的には無理なことで、どのような仕事にもそれをできる限界すなわち寿命があります。
これは職種によりますから、一概には決めることはできませんが、例えばwebデザイナーの寿命は何歳くらいなのでしょうか。webデザイナーにはセンスとアイデア、知識とスキルが必要ですが、これらに先立つのが体力なのです。
体力がないとどのように優れたセンスやスキルを持っていても、それをフルに発揮することはできません。センスやスキルはもちろん無くてはならないのですが、別の意味ではwebデザイナーの仕事は体力勝負だとも言えます。

ウェブデザインはパソコンとソフトウェアを使いますが、センスやアイデアを具現化するためには時間がかかります。ですからwebデザイナーがウェブサイトを構築するのはある意味では時間との闘いなのです。
webデザイナーの仕事はハードワークなのです。また人が持っているセンスやアイデアは無限ではなく、さらに新しいものを吸収できるのは年令的な限界があります。このようなことを考えあわせますとwebデザイナーの寿命が見えてきます。もちろん人には個体差がりますから人それぞれではありますが、普通に考えられているwebデザイナーの寿命はそれほど長いものではないのです。
具体的に、何歳が寿命ということはありませんが、一時的なスランプは別として、体力的に仕事がきつくなったり、アイデアが浮かばなくなった時、新しい技術についていけなくなった時がwebデザイナーの寿命だと言えるでしょう。
個人差により寿命は短かったり長かったりはしますが、webデザイナーの寿命は40歳前後という説もあります。ただし40歳を過ぎてもwebデザイナーとして第一線で活躍している人もたくさん居ますし、ウェブディレクターとして働くのであれば寿命はさらに長くなるでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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