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webデザイナーとは、どんな職業?

インターネットという言葉が使われだしてから、久しくなります。最初はごく一部の人だけがインターネットを使っていましたが、パソコンが普及しはじめてからは日の出の勢いのようにインターネットの利用者は増えています。
さらに電話のほうも、今ではスマートフォンの時代になりました。スマートフォンも携帯電話もインターネットの機能を備えています。インターネットは今では見て聞く個人用のテレビやラジオの役目を果たす以外に、通信の役目があり、それがいわゆるネット通販です。

このインターネットには、サイトというコンテンツがあります。つまりサイトとはインターネットを使ったパンフレットなどの役目を果たすもので、これをホームページとも言います。他にもウェブサイトとも呼ばれますが、このウェブサイトをつくるのがwebデザイナーの仕事になります。
ウェブサイトはいわば電子情報をビジュアル化したもので、このサイトをつくるためにはさまざまな電子的な加工技術が必要になります。インターネット上にあるウェブサイトは電子でできています。電子というと分かりにくいのですが電子は電波です。この電波は空中に飛散していますが、これを電流にして電話回線に流すと自宅のパソコンに届きます。空中に飛散した電波は外出先の携帯電話やスマートフォンがキャッチします。

webデザイナーはこれらのウェブサイトに画像として再現できるように、電子を加工する職業で、そのもとは目に見える画像であったり文字、地図、写真などです。ですからwebデザイナーの原点はパンフレットやポスターなどを制作するグラフィックデザイナーだと言えます。グラフィックデザイナーが作成したものは紙に印刷されますが、それを電波や電流に変えるのがwebデザイナーだと言えます。

したがって、グラフィックデザイナーとそのビジュアルを電流に変換する作業の両方を同時進行でおこなうのがwebデザイナーだということになります。webデザイナーはデザインもできなければなりませんし、そのビジュアルをネット上のコンテンツに変換するコーディングという電気的な作業もします。このどちらかが欠けると、本当の意味でのwebデザイナーとはいえなくなります。
ちなみに今ではグラフィックデザイナーも、従来の紙やポスターカラーではなくマックパソコンを使っていますから、その人がウェブの知識とスキルを身につければwebデザイナーだと言えます。ですからグラフィックデザイナーからwebデザイナーへの転職は比較的容易だと言いたいのですが、ウェブのスキルはデザイナーのスキルとは異なりますから、ウェブに関する勉強をしなければなりません。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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