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webデザイナーに求められるスキルとは

webデザイナーに求められるスキルには基本的なものと、最近のトレンドにマッチするスキルがあります。基本的なスキルはウェブサイトの構築に必要なもので、これはwebデザイナーであれば誰もが持っていなければなりません。

最近はwebデザイナーでも、フロントエンドエンジニアと呼ばれる職種が脚光をあびています。これはJavaScriptの専門家で、ウェブサイトのバックエンド制作でフレームワークに使われていましたが、最近ではフロントエンドの制作にもフレームワークが導入されはじめました。フレームワークにはcssフレームワークがあり、複雑なユーザーインターフェイスに使われるフレームワークもあります。このようなwebデザイナーに求められるスキルは、JavaScriptの深い知識やJavaScriptのライブラリ(jQuery)html5、css3、AjaxやフロントエンドのMVCフレームワーク、cssフレームワーク、cssプリプロセッサー、バーション管理システム、自動化ツールなどと、理想的には英語の技術書が読める力だとされています。

次にwebデザイナーそのものではありませんが、マークアップエンジニアとかコーダーと呼ばれる人は、それなりのスキルを求められます。最近では一人のwebデザイナーがデザインからコーディングまでを受け持たないで、デザインとコーディングが分業化される傾向があります。したがってコーダーはデザイナーのカンプを元にして、htmlやcssコーディング、jQueryのプラグインの設置などをおこないますし、CMS(コンテンツ管理システム)のテンプレート制作やレスポンシブWebデザインなどもおこないます。その際に要求されるスキルは、html5、css3、jQuery、スマートフォンサイトのコーディング、レスポンシブWebデザイン、WordPressなどのCMSツールのテンプレート制作、cssフレームワーク,
cssプリプロセッサーなどです。

webデザイナーのデザイン部門で求められるスキルには、グラフィックデザインの基礎(形、色、文字、レイアウト、写真)、グラフィックアプリケーション(Photoshop、Illustratorなど)、イラストレーションや写真、ユーザビリティや心理学、色彩学の知識です。さらにwebデザイナーなどを管理するアートディレクターに求められるスキルには、ヒアリング、企画・提案、撮影ディレクション、ラフスケッチ作成、デザイナーへのディレクション、デザインガイドラインの策定、グラフィックデザインの基礎である形、色、文字、レイアウト、写真、グラフィックアプリケーション(Photoshop、Illustratorなど)、html5、css3、ユーザビリティや心理学、色彩学の知識などです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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