IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

フリーwebデザイナーが使いそうな経費一覧

仕事をすると、生活費以外にもお金が必要になります。じっとしているだけでは仕事にならないからです。そこで税務上では、仕事に必要だと認められる支出は必要経費として認められます。つまり所得とは見なされませんから、年収の中からその分の金額を差し引いて、残った金額が所得税の対象になります。これは当たり前と言えば当たり前ですが、必要経費が多いと税金の額が減りますから、フリーのwebデザイナーはこの必要経費を利用します。

経費とは何かと言いますと、具体的には仕事で出歩く時の交通費があります。電車などではいちいちレシートや領収証を貰うのはできなくはありませんが、面倒ですからSUICAやPASMOが便利です。この領収書を必ず保管するようにします。自動車の場合はガソリン代は経費になりますし、解釈次第では自動車の購入費用も経費になり得ます。たとえばそのウェブサイトの管理・運営に出かけるためにはどうしてもクルマが必要だと税務署が認めた場合は経費になりますし、タクシー代やバス代ももちろん経費になります。

さらにパソコンやスキャナー、デジタルカメラその他ウェブの作業で必要となる機材や材料費は経費になります。ソフトウェアが無ければできない仕事でソフトウェアを購入するのは当然ですから仕事で必要な経費なのです。また仕事ではクライアントやそのほかのウェブに関する人との打ち合わせがあり、大概の場合は受注するwebデザイナーがその打ち合わせでの飲食代を支払いますが、これは接待交際費としてある一定の限度までは経費の対象になります。

このように見ますと、仕事の経費は数多くあり、たとえばボールペンやメモ用紙さえもが文房具・事務用品代として経費になりますからすべての買物のレシートや領収書は大切に保存するようにしましょう。電話代やインターネットのプロバイダー代ももちろん経費ですし、あえて経費にならないのは純粋な意味での生活費程度です。たとえばガス代や電気代、水道代、賃貸の住宅では家賃のうちでwebデザイナーとしての作業場も経費になりますからこれも鋭匙に計上するようにします。事務所を借りての作業でしたらそのための費用は全額が経費になります。ただしレシートや領収書など支出を裏付けるものがないと経費として認められませんからこの点は注意しましょう。また生命保険の保険料や健康保険料などは経費には入りませんし、薬代なども経費外になります。
フリーのwebデザイナーは身体が資本だからと言っても、そのためのビタミン剤などまでは経費として認めてくれないでしょう。しかしこのように経費としてかかる支出は、フリーのwebデザイナーの場合は多いのです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「WEBデザイナー」の求人を検索する