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webデザイナーに英語力は必要か?

それこそ大昔には、無敵のスペイン艦隊が世界中の海を制覇し、その名残がスペイン語を国語にする国々にあります。オリンピックでは創始者の国語であるフランス語が使われていています。しかし今では国連の第一公用語になっている英語が世界語になっています。英語を話す国の数はそれほど多くはありませんが、英語がどこの国でも通用するのは今では常識になっています。

ウェブの世界も例外ではなく、ウェブ用語をはじめとするインターネットを含むIT用語はすべてが英語と言えるでしょう。しかもこの英語は無理に翻訳をされないで、そのままを外来語として使用しています。例えばPhotoshopと言うソフトウェア名を、写真屋さんとは言いません。ですからウェブやITの分野での英語は今や日本語になっています。ただし、これは名称だけのことであり、そのソフトウェアのことを説明するのは英語です。では英語ができなければそのソフトウェアを使えないかと言いますと、それは技術者がきちんと日本語にしてくれていますから不便なことはありません。

こうしてみると、webデザイナーは英語ができなくても大丈夫ということになります。しかし欲を言えば英語はできる方が良いでしょう。英語力があれば原文を読むことができますし、アメリカのIT雑誌やITに関するサイトを読んで、最新のトレンドや技術をいち早く手にすることができます。これは誰にでもできることではありませんから、その道でのオーソリティになれそうです。

次にwebデザイナーとして海外で仕事をする時には、コミュニケーションで英語が不可欠になるでしょう。また、ウェブの勉強でアメリカへ留学をするのなら英語力が必要なのは当然のことです。そこでこのような場合の英語力のレベルですが、最低でも大学の英検はほしいところで、TOEICであれば600点以上といったところのようです。これでは実際には十分とまではいきませんが、最低限のコミュニケーションは可能でしょうし、先生や仲間が話す英語も理解することはできるでしょう。
英語ができるというのは、読み書きと会話がありますが、この3拍子が揃わないと、実際には海外でのwebデザイナーとしての仕事やウェブ学校でのカリキュラムを理解することはやや問題があると思われます。
以上はwebデザイナーは英語力があればそれに越したことはないという事例ですが、国内で普通の仕事をするのであれば、ここまでの英語力をwebデザイナーは要求されないでしょう。その院ではwebデザイナーの英語力はあるほうがベターではありますが必ず必要ということではないと言えます。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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