IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

Webデザイナーの面接で私服はNG?

就職活動や面接というと、一般的にリクルートスーツというイメージがあります。紺や黒、淡いグレーといった落ち着いた色合いのスーツに身を包み、女性の場合はメイクをナチュラルメイクにして、髪は清潔感がある髪型にします。書店に並ぶ面接対策本や、インターネット上の就職情報サイトを見ると、服装についての注意点がいくつも解説されています。

しかし、これらの注意点はWebデザイナーの募集に応募する場合、すべてを守っていなければならないということはありません。面接では、職種にあった服装が好まれる場合があります。そのため一般企業に就職する場合はリクルートスーツが適当といえますが、Webデザイナーはリクルートスーツが必ずしも正解ではないのです。

Webデザイナーを目指す場合の就職活動の方法は、一般企業を目指す場合と同様です。まず求人情報を集めて、応募をします。一般企業の場合、応募にあっては履歴書や職務経歴書、作文などになりますが、Webデザイナーの募集の場合、作品集などが求められる場合がありますので、募集要項はよく確認するようにしましょう。書類選考が通ると、次は面接になります。

Webコンテンツの制作会社は、ほかの業種の会社に比べて小規模です。例えば製造業の大手ともなると、その社員数は数万人にもなります。一方、Webコンテンツの会社の場合、大手であっても百数十人から数百人程度です。Webコンテンツを制作している会社やデザインスタジオの多くは十数人から数十人程度で、数人程度の会社やスタジオも多くあります。
Webコンテンツを制作している会社やデザインスタジオは、一般企業でいうところの中小企業よりも規模が小さいのです。そのため、就職試験などについても大手の制作会社などの場合は、ペーパーテストなどが行われたり、複数回の面接が行われることがありますが、Webコンテンツを制作している会社やデザインスタジオでは大抵は書類選考に通った後は面接を行い、そこで採用が決まります。

Webコンテンツを制作している会社やデザインスタジオは非常に小規模なところが多いことから、社内はアットホームであったりフレンドリーな雰囲気なところが多く、服装に関してもスーツなどではなくラフな私服のところが多くあります。そうしたところに、面接対策本で解説されているようなリクルートスーツを着ていくと浮いてしまう場合があります。
もちろん、面接に行くのにGパンなどあまりにラフなのはNGです。しかし、リクルートスーツでなくてもジャケットを着用するなど、相手に失礼にならない程度のカジュアルな私服であればOKなところもありますので、あらかじめ会社の雰囲気など確認しておいた方がよいでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「WEBデザイナー」の求人を検索する