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Webデザイナーが作成するポートフォリオサイトの世界

ポートフォリオとは作品集のことですが、いろいろな種類の作品を一覧できるものというニュアンスがあり、デザイン系の仕事をする人、またはデザイン系の仕事を希望する人はよく作成します。というのも、デザイン系の仕事をする場合、企業やデザインスタジオの採用試験において、ポートフォリオが求められる場合が多いためです。
デザイン系の仕事は経験や実績、そして能力やデザインセンスが重要視される仕事であり、そうした経験や実績、能力、デザインセンスを表すことができるのがポートフォリオです。そのためポートフォリオには様々な種類の作品を収録し、きれいにまとめたり、形式などについても工夫する必要があります。

一言にWebデザイナーといっても、プログラムなどを制作する技術系と、Webページのデザインをしたり、サイトで使用する素材のデザイン・制作を行ったりといったデザイン系の仕事をするWebデザイナーがいます。そしてデザイン系のWebデザイナーにおいて、ポートフォリオ作りは大事です。というのもWebコンテンツの制作会社やデザインスタジオなどでも、採用試験でポートフォリオなど作品が求められるためです。作品を求められなくても、面接などで作品を提出すれば能力やデザインセンスを証明することができますから、普段からポートフォリオを作ることを心がけていた方がいいでしょう。

ポートフォリオには、このような形式で作成しなければならないといった決まりはありません。例えば紙媒体でポートフォリオを作成する場合、508mm×610mmの大全紙、254mm×305mmの四つ切など様々なサイズがありますし、A4サイズやA3サイズなどでもかまいません。
Webデザイナーについては、ポートフォリオは紙媒体に限りません。Webデザインの業界では、作品の一覧ができるサイトのことをポートフォリオサイトといい、このポートフォリオサイトを制作する人も多くいます。

コーディングやPHPやPerlなど、Webコンテンツ制作でよく使われるプログラム言語などについても知識や経験があるWebデザイナーになると、単に作品が一覧表示されていたり、Webページのデザインが優れているだけでなく、インタラクティブなメニューを含んだコンテンツを作成したり、SEO的にも優れているポートフォリオサイトを制作する人もいます。つまりポートフォリオサイトはWebデザイナーとしての知識と技術力、幅の広さを示すことができるのです。

ポートフォリオにはいろいろな種類の作品を一覧できるというニュアンスがある通り、複数の作品を用意しなければならないため制作には時間がかかります。就職活動や転職活動をする以前より、普段からポートフォリオサイト作りを意識して作品をまとめておくなどしておいた方がよいでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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