IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

ポートフォリオサイトのお手本を確立、WebデザイナーMana氏

フォートフォリオとはいろいろな作品を集めた作品集のことで、デザイン系の仕事をしている人は自分の仕事の履歴として、または自分のデザイン力をほかの人に発信するツールとして作成する人が多くいます。また、デザイン系の仕事を目指している人は、就職活動で応募した企業から作品提出を求められることが多いため、就職や転職の際に利用するツールとして作成する人も多くいます。

そんなポートフォリオは、Webデザイナーの中にも作成する人が多くいます。ポートフォリオの作成方法や形式は特に決められておらず、紙媒体で制作されることが多いのですが、Webデザイナーの場合紙媒体だけでなく、ポートフォリオサイトといった作品ギャラリーを制作する人もいます。WebデザイナーMana氏は、そうしたポートフォリオサイトが有名なロンドン在住のWebデザイナーです。

ポートフォリオサイトを作る難しさは、単に作品が見やすいWebページのレイアウトを考えればよいだけでなく、それを実現するためにコーディングといったHTMLを組む作業や、必要に応じてプログラムなども組まなくてはならない点です。さらに多くの人に作品を閲覧してもらおう、サイトにアクセスした人にサイトを楽しんでもらおう、自分というWebデザイナーがどのようなデザイナーなのかを知ってもらおうと思った場合は、そのためユーザーインターフェースや仕組みなどを考えて、実現していかなくてはなりません。

WebデザイナーMana氏は「Mana’s Portfolio Website」というポートフォリオサイトを公開しており、ポートフォリオサイトの見本として注目されています。
「Mana’s Portfolio Website」では、作品がテーマやプラットフォームごとにまとめて見やすくなっているほか、jQueryプラグインを利用してWebページにエフェクトアニメーションを実現しています。また掲載作品には作品を制作した経緯や、コンセプト、また使用したアプリケーションの種類などが表記されており、作品によってはダウンロードすることも可能です。

さらにMana氏は、「Webクリエイターボックス」という、日本では「クリボ」と呼ばれて知られているブログの運営者でもあります。「Webクリエイターボックスは、Web関連の情報やWebデザイン、Webコンテンツの制作に関するテクニックなどを配信しているのブログで、WordPressによって制作されています。
Webクリエイターボックスは2010年には日本の「アルファブロガーアワード」で受賞もしているブログであり、Webデザイナーの間に認知されているだけでなく、Webデザイナーを目指す人や、個人でホームページを作成してWebに興味がある人などにも支持されています。またMana氏は、ポートフォリオサイトにブログ以外にTwitterでも情報を配信しています。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「WEBデザイナー」の求人を検索する