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Webデザイナーがよく使用するAdobe社のソフト一覧

Webデザイナーはクライアントの要望やイメージ、ホームページの目的のもとにWebページのデザインをする職種です。Webデザイナーの場合、デザインを行うだけでなく、コーディングといったHTMLとCSSのデータソースを作る作業を行いますが、中には画像制作や、キャラクターデザイン、プログラミングなどを行うWebデザイナーもおり、Webデザイナーの仕事範囲は広範囲です。

そんなWebデザイナーは、ホームページの制作作業にあたり様々なソフトやツールを利用します。例えばコーディングを行う場合はエディタというテキスト編集ツールを使用しますが、作業の一部でホームページ制作ソフトを利用することもあります。
また作成したWebページのチェックには、WebページのHTMLの構文をチェックしたり、レンダリングを変更できるChromeの拡張機能や、そのほか様々なツールを利用しています。
iPhone、Android用のアプリケーションを制作するといったように開発するものや、会社やデザインスタジオなどよっては開発環境が決められている場合がありますが、そうでない場合も多くあり、Webデザイナーの好みなどによってソフトやツールが使われているため、Webデザイナーが作業を行うために利用しているソフトやツールは様々です。

その中で、特にWebデザイナーに支持されているアプリケーションを多数リリースしているのが、アメリカのコンピュータ・ソフトウェア会社であるAdobe社です。「アドビ」社と読みます。Adobe社はPhotoshop 、IllustratorといったMacintosh用のグラフィックソフトなどをリリースしていましたが、その後、Windows対応のものやPremiereという動画編集ソフトをリリースし、マクロメディア社の買収によって、FlashやDreamweaverといったWebコンテンツ制作用のソフトをリリースするようになった企業です。

プロのWebデザイナーは、意図していないHTMLタグの修正などがあるため、ホームページ作成ソフトを使ってすべてのコーディングを行うことはありませんが、Webページ全体のレイアウトの大枠を考えたり、CSSの作成など、作業の一部にホームページ作成ソフトを利用する場合があります。そのときに利用するホームページ作成ソフトとしてDreamweaverはWebデザイナーから支持されてよく利用されています。

またデザインや画像の制作、写真や画像の加工にはPhotoshop、ポップなイラストの制作や、文字のデザインなどにはIllustratorがWebデザイナーから支持されて多く利用されています。
Adobe社では画編集ソフトのPremiereやPDF作成ソフトのAcbobat、ページデザインのためのInDesign CC、Webサイトデザイン用のAdobe Muse CC、アニメーションWebコンテンツの制作ソフトのEdge Animate CCなど様々なアプリケーションをリリースしており、それらも目的に合わせてホームページ、Webアプリケーションの開発環境で利用されています。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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