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グラフィックデザイナーの時給はいくら?

時給換算だと、グラフィックデザイナーはどれくらいもらってる?

あらゆる広告媒体のデザインを手がけるグラフィックデザイナー。

そんな専門的な職業は時給換算でどのくらいもらえるのでしょうか。

今回はグラフィックデザイナーの時給について調べました。

まずグラフィックデザイナーの時給と言っても、雇用形態、勤務地、経験、スキルによって大きな差があります。そこで今回は東京都の正社員、アルバイトの時給を調べました。

※外注・業務委託は案件ごとの依頼が多いため除外しました。

■正社員グラフィックデザイナーの時給平均

東京都グラフィックデザイナーの平均月収35万円(平均年収419万円÷12ヶ月)÷203時間(月の平均労働時間※残業含む)=1700円

■アルバイトグラフィックデザイナーの時給平均

求人サイトの募集要項の平均=1300円

雇用形態に応じて、金額が異なるのは正社員であれば、ボーナス&昇給などがあり、全体的に高くなるからです。

しかし、正社員の場合、平均労働時間が月平均203時間と多く、アルバイトに比べ、自由度は少ないようです。

また、比較的自由なアルバイトの場合、数社の案件を掛け持ちで受けている方も多いようです。

報酬はスキルに大きく影響される

グラフィックデザインの案件はスキルが高いデザイナーに集中する傾向があり、報酬も高くなるようです。

そのため、グラフィックデザイナーの時給といっても幅があり、平均的な時給だけでなく、案件単位の難易度を考慮する必要があります。

自分の経験、スキルに応じた金額の相場を把握し、業務と照らし合わせることで、割りに合う仕事を選別することが大切です。

しかし、経験の浅いデザイナーはスキルが身につくまでは、仕事を選り好みせず、簡単な案件を確実にこなすことで、クライントの信頼を得ることに念頭を置きましょう。

その後、少しずつ業務の幅と単価を上げていくことをお勧めします。

  • スキルアップには実務経験が大切

グラフィックデザイナーの時給を上げるためにはスキルアップが大切ですが、そもそもスキルアップするためにはどうすれば、良いのでしょうか。

一番の方法はやはり、実務経験を積むことです。

自転車に乗るためには、本を読んで方法を学ぶよりも、実際に乗ってみて試行錯誤しながら、乗れるようになりますよね。それと同じでデザインも理論だけでなく、実践が大切になります。

実務を経験する上で、試行錯誤を繰り返し、少しずつスキルアップしていきましょう。

しかし、経験を積む事は、会社に所属して、実務を経験することが理想的ですが、未経験ではなかなか採用されない場合が多いと思います。

そんな時は、SNSを通して自分の作品を作り続けることをお勧めします。常に作品を発信することで、緊張感を持って作品が作れますし、仕事に繋がることもあります。また、それらをまとめればポートフォリオにもなります。

グラフックデザイナーとしての働き方や、報酬額は様々ですが、スキルアップを目指すことで、受けられる案件や報酬も自由度が増しますので、向上心を持ってデザインスキルを磨いていきましょう。

 

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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