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グラフィックデザイナーのためのセミナーあれこれ

グラフィックデザイナーはプロでも勉強を怠りません。グラフィックデザインの分野は常に進化していますから、現状に甘んじていると時代遅れになる危険性があり、新しい情報を仕入れておかないと、さまざまな局面に対処できないことがあるでしょう。ですからデザイン関連の雑誌を定期購読したり、新しい書籍を購入して暇を惜しんで読んでいます。

このような雑誌や書籍を出版している会社は、グラフィックデザインに関する世界中の情報を収集し、新しい動向や技術を紹介しています。その傍らでしばしばセミナーを開催し、現役を含めたグラフィックデザイナーのために講座を開いています。また、大手の企業もグラフィックデザイナーのためのセミナーを開催しています。セミナーは有料の場合が多く、会場の都合で参加者は申し込み人数に達し次第締め切られます。
なお、対象は現役のグラフィックデザイナーなのですが、時間はウィークデイの午後、セミナーの時間は3時間程度のようです。なお、セミナーでは参加者にソフトウェアパッケージなどが格安で販売されたりもします。ここでグラフィックデザイナーのためのセミナーの例をあげてみますが、無作為での抽出であることをお断りしておきます。

グラフィックデザイナーに読まれている雑誌や本を出版しているMdNが開催したグラフィックデザインセミナーのテーマは、「QuarkXPressで魅せる本格的なレイアウトテクニック!精度、アイデア、クリエイティブで“一歩先”のデザインワークを極めよう」というものです。その主旨は、ワンランク上の精度を得ようということです。料金は7,000円で定員は100名でした。別のセミナーは、ワコムが開催しましたが、講師はイラストレーターとグラフィックアーティストで、時間は夜の6時から8時、定員は65名で、セミナーと体験コーナーが用意されていました。なお、この種のセミナーは随時開かれていますが、デザイン雑誌などでの事前告知があります。セミナーのテーマはさまざまですが、講師や講演者はいずれもトップクラスの現役ですから、参加すれば得るところは大きいと言えるでしょう。

セミナーはこのような日時が決められたもの以外にもあり、デザイン研究所が口座を開いて初心者向けにおこなうデザインスクールでのセミナーもあります。これはいわばデザイン学校の講座と言ったようなものようで、少人数制の塾だと考えられます。ちなみに大学内でおこなわれるセミナーは通常ゼミと言われていますが、単位取得の対象になります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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