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ビッグネームがずらり グラフィックデザイナー名鑑

グラフィックデザイナー名鑑というと、いろいろと解釈の仕方がありますが、ここでは何人かの現役グラフィックデザイナーを紹介することにします。
もちろんこの人たちのほかにも名鑑として紹介すべきグラフィックデザイナーがたくさん居ることはご承知おき願います。

(1)佐藤可士和(さとう かしわ)氏: 1965年(昭和40年)東京都生まれ。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業後、株式会社博報堂に入社し、2000年(平成12年)に退職し、独立して株式会社サムライを設立。グラフィックデザイナー兼クリエイティブディレクター、アートディレクターとして、いくつかの有名店舗のクリエイティブディレクション、国立新美術館のVIとサイン計画、さらにはSMAPのCDジャケット、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIのVIと空間ディレクションなど幅広く手掛けています。受賞歴は、東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞、朝日広告賞、亀倉雄策賞、東京TDC金賞、日本パッケージ大賞金賞など。

(2)森本千絵(もりもと ちえ)氏: 1976年(昭和51年)青森県生まれで、ADC、JAGDA、TDCの会員です。武蔵野美術大学を卒業後、博報堂から博報堂クリエイティブ・ヴォックスを経て、2007年(平成19年)に独立し、株式会社ゴエンを設立しました。大手自動車メーカーの広告や、Mr.Children、ゆず、大塚愛などアーティストのアートワークも手がけ、子供達を集めたワークショップなど、社会的な活動も行っています。主な受賞歴はN.Y.ADC賞、ONE SHOWゴールド、アジア太平洋広告祭ゴールド他多数受賞、東京ADC賞、50th ACC CM FESTIVAL特別賞「ベストアートディレクション賞」など。

(3)寄藤 文平(よりふじ ぶんぺい)氏: 1973年(昭和48年)長野県生まれ。2000年(平成12年)に有限会社文平銀座を設立して、広告やロゴデザイン、アニメーション制作などを手がけ、アートディレクターやイラストレーターとしても活躍しています。

(4)高橋 正実(たかはし まさみ)氏: 1974年(昭和49年) 東京都墨田区生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン研究科卒業後、MASAMI DESIGを創立。視覚障害者も使えるユニバーサルデザインのカレンダーやラーメンフォークは斬新的なデザインが高く評価されて、ニューヨーク近代美術館で販売されています。なお、グラフィックデザイナーというよりはむしろアートディレクターとして活動しています。

(5)平林奈緒美(ひらばやし なおみ)氏: 東京生まれで、1992年(平成4年)武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業後、株式会社資生堂に入社し、宣伝部でアートディレクターとして働きました。矢野顕子や宇多田ヒカルなど大物アーティストのCDジャケットデザインなどアートディレクタ兼グラフィックデザイナーとして活動しています。主な受賞歴はJAGDA新人賞、ADC賞、NY ADC Gold、British D&AD silverなどです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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