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webデザイナーが悲惨な目に遭う時ってどんな時?

webデザイナーと「悲惨」はそぐわない言葉の組み合わせのようですが、悲惨な目に遭うwebデザイナーとはどのような人なのでしょうか。悲惨な目に遭った人は可哀想ですが、これは本人の責任によるところが大きいでしょう。
ここで「悲惨」と言う意味は身体的なことではなく、主に職場がなくなることと思いましょう。

ここに、ひとりのwebデザイナーが居るとしましょう。そのwebデザイナーは今日の退社前に、ウェブ制作会社の人事担当者から、今日で辞めてもらいますから、私物をまとめてください。退職金は契約上出せません、と言い渡されてしまいました。
こうなると、このwebデザイナーは悲惨な目に遭ったことになります。それは立場が契約社員で、いつでも当人から辞めると言える代わりに会社側もいつでも契約を打ち切ることができるという約束だからです。これはアルバイト待遇でも似たようなものです。また、アメリカなどではこのようなことは日常茶飯事です。

日本の労働基準法は、細かく労使関係について規則を設けていますが、このように突然もう来なくてもいいと言い渡す例も違法ではないようです。そこでwebデザイナーがどうしてですかと理由を聞いても、人事担当者はその理由を言わないでしょう。とにかく、今日かぎりで辞めてもらいますとしか言いません。
労働組合の組合員であれば、会社を相手に不当解雇で裁判にすることも可能でしょうがフリーのwebデザイナーではそれはできません。そして明日から仕事場がないのですからこのwebデザイナーは悲惨な状態に置かれます。

そうなると当人は悲惨な目に遭ったと認めざるを得ませんが、次の仕事の求人を探す前に自問自答をしてみましょう。
一体自分のどこが悪くて、突然仕事場を失ったのかを考えてみましょう。このような例は稀ですが、いずれにしても数日前にクビを言い渡されることは珍しくないでしょう。その理由の多くはそのwebデザイナーの生産性が悪いからです。つまり仕事と待遇との釣り合いが取れないからです。
未経験だが教育をすれば使える人材になるからと採用してみたものの、いつまで経っても進歩が見られず、しかも仕事をする態度は適当で真剣さが見られない、やたらと仕事中に無駄話をしたがり、職場全体の環境が悪くなるなどとなると、経営者側はそれを黙認するわけにはいかなくなります。しかも再三注意をしたのに、一向に本人はそれを改めようとしないなどとなると我慢も限度がきて、今日で辞めてもらいますという言葉になるのです。
すべからく仕事をおろそかにしないで、仕事が自分の生活を支えているのだと言う自覚を持つようにしましょう。そうすればそのwebデザイナーは悲惨な目に遭うどころか会社から好意的な言葉をかけられるでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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