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マッチングサイトはWebデザイナーの営業ツール

WebデザイナーはWebページをデザインし、コーディングを行ってHTML、CSSデータを制作する職業ですが、多くはOLやサラリーマンと同様にホームページ制作やWebアプリケーションの開発を行っている企業やデザインスタジオに就職して、そこで活躍しています。
Webデザイナーは知識や経験が重要視される仕事であり、就職してすぐに仕事が任されるということはあまりありません。アシスタントや雑用などをこなしながら仕事の仕方を覚えていって一人前になっていきます。一人前のWebデザイナーとなるには大体2、3年はかかります。

Webデザイナーは仕事の幅が広く、Webページのデザインとコーディング以外にイラストなどを制作したり、キャラクターデザインを行ったり、Webプログラミングをするなど、Webデザイナーにしてプログラマ、Webデザイナーにしてイラストレーターといったように複数の職業を兼任する人も多くいます。またWebデザイナーは経験を積んでWebディレクターとなる人も多く、実績を積んでフリーランスで活躍するようになったり、デザインスタジオを設立するなど起業する人もいます。

Webデザイナーがフリーランスになったり、独立してデザインスタジオを設立する場合、問題になるのが仕事をどうやって受注するかです。勤めていた会社から仕事を廻してもらうケースもあるでしょうし、仕事上で知り合った顧客から仕事の依頼が来ることもあるでしょう。仕事の受注方法はいろいろありますが、マッチングサイトを利用するといった方法があります。

マッチングサイトとは、仕事を依頼したい人と仕事が欲しい人を結びつけるサイトです。仕事を依頼したい人はマッチングサイトに依頼内容を登録します。仕事が欲しい人はマッチングサイトで対応できる仕事を選んで、エントリーします。そして仕事を依頼したい人と仕事が欲しい人の間で合意が得られれば仕事を始めることになります。マッチングサイトのサービス内容は、サイトごとに異なりますが、多くは業者登録を行って利用料を支払いします。すると、メールなどで仕事の依頼情報が配信されるようになり、気になる仕事があれば、問い合わせを行ったり、エントリーすることができます。

業者探しは意外に手間がかかるものですし、仕事の依頼方法についてもある程度Webについて知識がないと難しい場合があります。マッチングサイトは仕事を依頼したい人と仕事が欲しい人の両方にメリットがあるサイトなのです。
そのためフリーランスで活躍しているWebデザイナーやデザインスタジオ、Web関連会社などではマッチングサイトを利用している人が多くいます。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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