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グラフィックデザイナーの仕事って難しい!?

仕事が難しいとか易しいということには、その人がその仕事に向いているかいないかということも関係があるでしょう。また好きな仕事であれば難しい仕事もそれほど苦になりませんが、嫌いな仕事をすると単純な作業でも難しく感じるものです。好きこそものの上手なれということわざは生きています。この観点からグラフィックデザイナーの仕事を見てみますと、中立的な立場から言えばまさに向いている人には易しく、不向きな人には極めて難しい仕事だと言えるでしょう。

グラフィックデザイナーの仕事はクライアントの意向をくみ取り、どのような印刷物に仕上がるかを頭の中でイメージし、それをパソコンのモニター上でビジュアルにしていきます。この作業をおこなっている最中、グラフィックデザイナーは孤独だと言えるでしょう。アシスタントが居ても、それは作業をするための準備や作業後に必要になるのであり、作業そのものにアシスタントは居ません。この孤独な作業は時として生活にも影響するようで、クリエーターであるグラフィックデザイナーは意外と一人暮らしが多いようです。友達がいないということではないのですが、グラフィックデザイナーの性格としては、プライベートな時間は自分だけで過ごしたいという気持ちになる人が居ます。

これは、グラフィックデザイナーに芸術家的な面があるからかも知れません。グラフィックスは商業ベースですが、そこにグラフィックデザイナーはアートの要素を入れたがるようです。コマーシャルとアートは相反する面があるものですが、その反面でアートの要素があるコマーシャルが受けることもあります。特に一人暮らしのグラフィックデザイナーが多いとは言いませんが、グラフィックデザイナーはどちらかと言えば営業マンとは正反対の気質があるようです。

営業マンはいつも相手のことを気にして、相手に合せることがじょうずです。不愛想な営業マンはいないでしょう。ところがグラフィックデザイナーはデザインのことを考えますから、その場合の相手は自分なのです。したがって友達付き合いがじょうずな人も居ますが、多くの場合外から見るととっつきにくい印象を与えることがあるようです。
一人暮らしをするグラフィックデザイナーは、仕事が終わってから同僚と飲み歩くようなこともしますが、どちらかといえば一人酒が好きなのかも知れません。これは仕事に打ち込んでいるグラフィックデザイナーはオフの時間でもデザインのことが頭から離れないからでしょう。グラフィックデザイナーの仕事は自分との勝負という面が強いようです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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