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グラフィックデザイナーの仕事内容

ほかの人の仕事の内容は知りたくなるもので、これは好奇心もありますが、その内容次第では自分にもその仕事ができるかも知れないという興味があるからです。
特に現在の自分の仕事が自分にむいていないのではないかと考えると、なおさらほかの人の仕事内容を知りたくなります。ここでグラフィックデザイナーの仕事の内容を説明しますが、これを見て自分もグラフィックデザイナーになりたいと思うかどうかは人次第です。

グラフィックデザイナーの仕事の内容は新しいものを創りだすことです。新しいものは印刷物関連で、それは広告であり、ポスターであり、パンフレットやカタログ、チラシやリーフレット、ステッカー、POP販促物などです。新しいものというのは、それと類似したものはあっても、同じものではなく、過去にはなかったものということです。
その意味でグラフィックデザイナーの仕事内容はクリエイティブな作業と言えます。同じテーマと素材を複数のグラフィックデザイナーに与えてポスターを作って欲しいと依頼すると、複数の異なったポスターができあがります。それは類似点があるにしても、どこかに違いはあります。

具体的なグラフィックデザイナーの作業の内容は、まず制作する意図と印刷物のことを知るところから始まります。クライアントや営業マンからオリエンテーションを受けて、その内容を確認します。次にその印刷物に必要な素材を集めます。これは社内外からで、文章はコピーライターや編集マンから、写真はカメラマンやフォトスタジオから、イラストその他はイラストレータなどから提供されます。これらの素材が集まったところでグラフィックデザイナーは大まかな素材の配分を考えます。この時にアイデアが必要になり、デザインとレイアウトのセンスが必要になります。

ざっくりと紙にラフ案を手書きで書くときもありますが、それをパソコンのモニター上でおこなうこともあります。この素材はここにこれくらいのサイズで置こう、いや、それではこちらの写真のスペースが小さくなってしまうなど、デザインとレイアウトには根気と粘りが必要になります。まれにはコピーライターに、この文章はもう少し長めにならないかとか、短くならないかなど擦り合わせもあるでしょう。
こうして大枠のデザインとレイアウトができると、同時進行で色について考えます。例えばこの文字は黒い地に白文字抜きが良いなどです。これらの作業はマックのパソコンとPhotoshopとIllustratorというソフトウェアを使っておこなわれます。途中でレーザープリンタに出力をして、確認作業もおこないます。これがグラフィックデザイナーの仕事の内容です。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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