IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

第二新卒のwebデザイナー求人も多種多彩

いつ頃から使われ出したかは定かではありませんが、第二新卒という言葉があります。第二新卒とは新卒で会社に勤務をして2~3年で退社して新たな職場を探す人を指すのだそうですから、準新卒とも言えるでしょう。
なお第二新卒は、最初に入社した会社と同じ業務内容の会社に再就職をするのですから、少なくともある程度の経験があるので、自社での研修をすれば即戦力として期待されるようです。

まったくの新卒でもなく、未経験でもなく、即戦力になるという点では雇用する会社にとって第二新卒は、人物的な問題が無ければ歓迎されるでしょう。求人側にある関心は、どうしてそのwebデザイナーが最初に入社した会社を2年やそこらで辞めたかという理由です。その会社の社風が自分に合わなかった、入社前に言われた仕事と入社後に与えられた仕事が違っていたなど、さらには対人関係がこじれて辞めたなど、理由はさまざまでしょう。
そうなると第二新卒のwebデザイナーは能力やスキルに問題はなくても、人物的にどうなのかという懸念が残りそうです。

しかしwebデザイナーが不足気味の現状では、人物的にもスキル的にも問題がない人を採用するなどとのんびりと構えてはいられませんから、多少のことには目をつむって採用するのが実際のところではないでしょうか。
また、採用してみたらまったく人物的にも問題はないというケースが多いようです。しかもスキルは予想していた以上であれば経験者の転職と同じことですから第二新卒者歓迎というウェブ制作会社からの求人が多いのでしょう。また、第二新卒者も最初の会社でウェブの仕事とはどのような物かを理解していますから、新しい人生のスタートを切ったという張り合いもあるでしょう。

このようなことから、多少の不安はあるものの期待感がそれを上回るので、第二新卒のwebデザイナーの求人が多いのでしょう。また第二新卒者はそうたびたび職場を変えていたのでは、風来坊のようなレッテルを額に貼りつけるようなことになりますから、求人に応募するのも慎重にその求人内容を調べてから応募するでしょう。
そうすれば、納得したうえで自分に合った職場で仕事ができるのですから、第三新卒にならなくて済みますし、仕事に張り合いがでてくるでしょう。ちなみにwebデザイナーの世界はほかの業種と比較してみますと第二新卒や経験者の転職が多いようですが、その理由のひとつは雇用主がクリエーターとしての自分を正当に評価し、しかるべき待遇をしてくれないという不満にあるようです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「WEBデザイナー」の求人を検索する