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駅貼りのポスターが動機でグラフィックデザイナーに

ポスターはA全というサイズの用紙に印刷されているのが多く、この位の大きさになるとどこにあっても目立ちます。主に駅などに貼ってあり、中には剥がして持ち帰りたくなるようなポスターがあります。それを買いたくても書店などでは売っていませんし、非売品なので、そのポスターは手に入りません。

このポスターを制作するのがグラフィックデザイナーという人だと分かって、それなら自分もグラフィックデザイナーになろうという人は多いようです。駅貼りのポスターを見たのが、グラフィックデザイナーになった動機というわけです。駅貼りのポスターよりも小さなサイズでは、電車の中吊りというのがあります。これも時々魅惑的なのがあり、電車が空いていると、そっと枠から外して持ち帰る人がいるらしいのですが、グラフィックデザイナーでその中吊りポスターが動機という人がいるかも知れません。グラフィックデザイナーになった動機は多少なりとも印刷物からの影響があると思います。

ポスターだけではなく、新聞に折り込まれてくるチラシにも、とっておきたくなるような魅惑的なものがありますし、観光パンフレットはそれで観光客を誘致するのですから、きれいな写真がレイアウトされています。カタログも表紙を切り取って部屋の壁に貼りたくなるようなものがあります。絵画ではありませんが、これらの印刷物はインテリアの役目を果たすことがあります。銀行などが年末にサービスで配るカレンダーもポスターと似ています。

年末になると、銀行でカレンダーを集めるのが好きだという人がいます。その人がグラフィックデザイナーになりたいかどうかはともかく、それを制作しているのはグラフィックデザイナーなのです。ですから、息子や娘がポスターなどの印刷物を見たのが動機で、将来はグラフィックデザイナーになりたいと言っても、親は反対しないでしょう。画家になるのではありませんが、グラフィックデザイナーには絵心が必要だと言われます。これはその通りだと言えるでしょう。
素晴らしい出来のポスターなどはまさに、絵画なみの絵心があるのです。このようにグラフィックデザイナーになる動機はポスターを見たから、あるいはそのほかの印刷物に触発されたという例は多いようです。ビジュアルは感性が大きく影響するようですから、多感な子ども、あるいは青少年期に出会った印刷物が動機でグラフィックデザイナーになった人は生まれつき、グラフィックデザインに向いているのでしょう。
グラフィックデザインはある意味では、デジタル絵画とも言えそうです。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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