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ホームページは、グラフィックデザイナーの商売道具

ホームページという言葉が一般化していますが、厳密にはホームページとはウェブサイトの表紙にあたる部分を指します。サイトを展開していくと、ホームへ戻るというアイコンがでますが、これがそのサイトの最初のページになります。しかし、普通にはウェブサイトそのものをホームページと言っています。

ホームページという言葉が当たり前になってしまったので、本当は意味が違うのだなどと講釈をしてみても今さらどうにもなりません。そこで、ホームページとはウェブサイトだとあまりうるさく言わないようにします。そのホームページとは、http://で始まります。このサイトがECサイトであり、ブログサイトでもあります。グラフィックデザイナーが制作するのはECサイトがメインで、そのほかに告知用とか広報用のサイトを制作します。これは会社に勤務しているグラフィックデザイナーですが、独立してフリーランスで仕事をしているグラフィックデザイナーは、自分のホームページを持っていなければ商売になりません。

紺屋の白袴という言葉があり、これは染物屋が依頼をされると布地をいかようにも染め上げるのですが、いざ自分の衣服のこととなると無頓着で、一向に染めないで白い布地の衣服を着ていということです。これと似たようなのがグラフィックデザイナーのホームページでは商売になりませんから、フリーランスのグラフィックデザイナーは自分のECサイトには気を遣っているようです。
これが良くないと、どこからもホームページ作成の依頼が来ませんから、ECサイトとしての意味を込めたホームページを構築します。

ここで注意したいのは、ホームページの構築はいいのですが、凝り過ぎたものはやや考えものだと言うことです。あまり簡単なものでは迫力がありませんが、アイコンがやたらと多かったり、情報を詰め込み過ぎると、見ているユーザーは嫌になってしまう恐れがあります。もしかするとフリーランスのグラフィックデザイナーが自分のECサイトとしてのホームページを構築するのが、クライアントのECサイトを制作するより難しいかも知れません。このようなときには誰かに自分のホームページを見てもらい、率直な感想なり意見鳴りを聞くようにしましょう。
岡目八目で、他人が見ると改良すべき点が分かるものなのです。知り合いの編集スタッフやコピーライター、あるいは営業畑の人の意見やアドバイスも納得がいけばホームページに反映させて、さすがに本職だけのことはあるというホームページにすることはフリーランスのグラフィックデザイナーには必要不可欠な商売道具になるでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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