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グラフィックデザイナーという意味を考えてみよう

あの人はグラフィックデザイナーだそうだなどと言いますが、その実、あの人がどのような仕事をしているのか良くは分かっていないことがあるようです。グラフィックデザイナーという言葉の意味を理解するには、グラフィックデザインとは何なのかを知らなければなりません。
デザイン、デザイナーと言う言葉からある程度の察しはつくでしょうが、ではファッションデザイナーとグラフィックデザイナーはどう違うのかと問われて、それはこの点が違うと説明できる人はどれ位いるのでしょうか。

デザインとは、平たく言えば目に見えるものを創りだすことで、一枚の布地で衣服を作りだすのがファッションデザイナーだとすると、グラフィックデザイナーは一枚の紙を使って情報や感性を伝達する人と言えそうです。グラフィックデザイナーは画像や文章などの素材を巧みに加工して、それをビジュアル化し、印刷物というメディアを通じて広く社会に情報を伝える仕事をする人と言えるでしょう。画像や文章だけでは多くの人に見てもらえませんが、グラフィックデザイナーがこれらの素材を巧みに調理して美味しい食べ物にすると、多くの人に注目されます。

その意味では、グラフィックデザイナーは調理師に似た職業だとも言えそうです。名調理師は平凡な素材に独自のアイデアを生かして見た目もきれいで、食べても美味しい料理を作ります。これはグラフィックデザイナーが平凡な商品を巧みにデザインし、レイアウトしてポスターやチラシを作りだすのと似ています。10人のグラフィックデザイナーに同じ画像と文章を渡して、ポスターを制作してくれと言うと、10通りの異なったポスターが出来上がるでしょう。それは人はそれぞれが異なるセンスとアイデア、表現するスキルを持っているからです。

その10通りのポスターのどれが良いかは、見る人の感性により異なりますが、ではこれを作ってみてくれと言われるとグラフィックデザインの知識とスキルが無い人には無理な話になります。ポスターその他の印刷物を制作するのには、それなりの知識とセンス、アイデア、パソコンを扱うスキルが必要になります。このすべてを持っているのがグラフィックデザイナーで、これは特殊な技能です。グラフィックデザイナーとは言ってみれば道端に転がっている石ころを宝石のように見せる特殊な才能を持った人とも言えるでしょう。
グラフィックデザイナーには、その石ころを観察し、そこからさまざまな連想をするセンスとアイデアがあるのです。まとめますと、グラフィックデザイナーの意味は、今までになかったものを創りだすクリエイターだと言えるでしょう。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

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