IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

28歳のwebデザイナーが持つべき心構えと必要なスキル

高校を出てウェブ専門学校で勉強をしてからwebデザイナーとして働きだして、10年程度では28歳です。10年も同じ仕事をしていれば、ベテランの部類に入ります。センスとアイデアがスキル同様に必要なウェブの世界で10年間も働けるのは、この仕事が向いているからでしょう。
センスが悪いとかアイデアに乏しいと、いくらスキルがあってもwebデザイナーの仕事は務まるようなものではありませんから、10年という歳月の間にはそのwebデザイナーはウェブの世界から去っているでしょう。

また、IT技術は常に進歩していますから、日進月歩で新しい技術が誕生します。この技術の進歩やソフトウェアのバージョンアップについていけないwebデザイナーは、挫折感を味わうでしょう。ですから28歳のwebデザイナーは、二通りになると言えるでしょう。
ひとつは新しい技術を吸収する能力と、ユーザーの最新のトレンドについていける柔軟性があるwebデザイナーで、そのような人であればさらにスキルアップも期待することができますし、クライアント受けのするウェブサイト制作もできます。一方で、もうひとつはその逆のケースで、固定観念が出来上がっていて新技術を吸収できず、世の中のトレンドにもついていけずアイデアにも行き詰まりを感じながらもwebデザイナーの椅子に座っている人です。

しかし28歳ともなれば、一定レベル以上のスキルやウェブに関する知識は身についていますから、そのままでもウェブの仕事を続けることはできるでしょう。ただしあとから来た若いwebデザイナーに先を越される危険性があります。
つまり、やりがいのある仕事をさせてもらえないということになるかも知れません。ウェブの世界はセンス、アイデア、スキルの三拍子がそろわないと仕事で評価されませんから、作品が評価されないとその職場にいるのが苦痛になるでしょう。

センスとアイデアは勉強をすれば身につくものではなく、世の中でデザイナーと名がつく人はウェブにかぎらずグラフィックでもファッションでもセンスとアイデアが無い人に、仕事を依頼するクライアントはいません。
逆にセンスが良くアイデアも豊富なデザイナーは売っ子になり、それこそ忙しくて休む間もなくなります。栄枯盛衰は世の常といえばそれまでですが、10年間のキャリアがある28歳のwebデザイナーはこのように売っ子になるか暇人になるかの分かれ目に立たされているかも知れません。
ただし同じ28歳でも、異業種からwebデザイナーに転職して間がないという場合はこのようなことはなく、まだ新人の部類ですから時代に立ち遅れないセンスを磨くことが大切になりますし、学ばなければならない技術もまだまだたくさんあります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「WEBデザイナー」の求人を検索する