IT・デザイナー求人サイトのグラフィカルジョブが、デザイナーを目指す方のお役に立つ、業界の情報をお届けします。

webデザイナーならではの新しい働き方、SOHO

インターネットが普及したからこそ生まれたと言える新しいビジネスに、sohoがあります。sohoは英語のsmall office home office の略で、個人あるいは少人数で会社を立ち上げて、インターネットとメールを利用して各種の仕事をするビジネススタイルです。
その言葉が示すようにsmall officeは、すなわち自宅マンションの1室を事務所にするのが通例です。また営業は基本的にはメールと電話でおこない、sohoのサイトを運営している会社に登録をして、随時仕事を受注してそれを自分で消化するなり、さらにsohoに登録をしている人に外注先に仕事の作業を依頼します。ただし納品する作品は自分が責任を持ちます。

このsohoでクライアントを獲得するには、インターネットサイトを売り込んで、PR活動をおこない、場合によってはECサイトを持っている会社などに出かけることもありまするようです。sohoでウェブの仕事を受ける人は誰でもかまいませんから、webデザイナーとしてウェブ制作会社に勤務中でもsohoの仕事をする人がいます。
ただし、sohoでの仕事は孫請け的なものが多いようですから、仕事の報酬はそれほど高くは望めません。しかし納期的には余裕があるのが通例ですから、サイドビジネスとしてならば悪くはない仕事だと言えるでしょう。

sohoでのwebデザイナーの求人は、登録をしておけば随時soho運営会社からメールで最新の求人が届きます。それを閲覧してこれはと思う仕事にメールで応募します。そのフォームもサイトにありますから、そこに必要事項を記入して送信すれば、依頼主はそれを見て以来をしてきます。
その際に詳しい条件が提示され、仕事の内容がはっきりします。sohoのメリットはそのすべてがメールのやりとりで済むことです。まれには電話も使いますがほぼ100%がインターネットとメールでのコミュニケーションです。

このように、sohoでのwebデザイナーの仕事はそれだけで食べていくような金額にはなりませんが、サイドビジネスと割り切ればいわゆる割が良いバイトになるでしょう。
またsohoのマナーとしては誠実さが第一で、冷やかしやちゃらんぽらんな仕事は厳禁です。
しかし真面目にきちんとした仕事をすればリピート依頼も期待することができますから、いわば永続性があるバイトとも言えます。また、sohoでのウェブ制作の依頼内容はさまざまですから、自分に不向きな仕事を無理にする必要はありませんし、納期的に無理だと思えば応募をしなければいいのです。
なお、sohoの仕事では料金はあらかじめ提示されますし、支払いは振り込みが主体になります。

この記事を書いた人

IT・デザイン・クリエイター向け求人サイト、グラフィカルジョブのライターです。デザイン業界に関する皆さんの疑問にお答えできる記事を投稿していきたいと考えています。

グラフィカルジョブで「WEBデザイナー」の求人を検索する